【完全版】リスティング広告に関連する用語一覧

【完全版】リスティング広告に関連する用語一覧
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リスティング広告には、様々な専門用語や略語が数多く存在します。

「何となくは知っているけどちゃんと理解していない」「ほとんど聞いたことがない」などと、それらの用語を知っていなければ、業務やコミュニケーションに支障が出てしまうことは間違いありません。

本記事では、リスティング広告を行う上で知っておくべき用語や略語をまとめたものになります。

これからリスティング広告を始める人や既に運用はしているが用語に不安がある人は、是非最後までご覧ください。

目次

SEM(Search Engine Marketing)とは〜媒体の種類解説〜

SEMとは、「Search Engine Marketing(サーチエンジンマーケティング)」の略称で、GoogleやYahooなどのネット検索エンジン上で行うマーケティングのことです。

SEMは、SEOとリスティング広告の2つの施策があります。

インターネット広告全体で使われる費用の約6割がSEMであることから分かる通り、これらの施策を最適化することができれば、Webからの売り上げ向上につながります。

PPC(Pay Per Click)

PPC は、「Pay Per Click」の略語で「クリック1回ごとに支払う」という課金方式を表す用語です。 ユーザーが表示された広告をクリックして広告主のランディングページに移ると、広告主へクリック1回分の金額(クリック単価)が課金される仕組みです。

Google広告

Google検索、YouTube、Googleマップ、Google Playストアといったグーグルのサービスや、グーグル以外のさまざまな広告掲載面に広告を出稿できるサービスのことです。

「自社の商品の販売」「サービスの認知度向上」「資料請求の増加」など目的に合わせて最低1,000円から出稿することが可能です。

特徴として、広告配信の効果を調査するためのデータ収集がしやすいようなツールが整っていたり、細かくターゲットを絞り込める点があげられます。

 Yahoo!広告

国内最大級の検索サイトYahoo!とそのパートナーサイトに広告を出稿できるサービスです。

Yahoo!広告では、日本のインターネットユーザーのうちスマートフォンの8割、PCの6割にリーチできると言われています。

またGoogle広告では、比較的若い世代の利用率が高いですが、Yahoo!広告の利用者層は40代から50代、PCユーザーがメイン層です。なので、Googleで成果が出ない広告も、Yahoo!でなら効果が出ることも往々にしてあります。

SEO(Search Engine Optimization)

SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で 具体的にはWebサイトの内容を検索エンジンに理解しやすくすることで検索結果の上位に表示させる施策のことです。

具体的には、ユーザーが求める価値あるコンテンツページを作成することで、検索エンジンに適切に理解され、評価されるように技術的およびコンテンツ面での最適化を行います。

うまく実行できれば検索ランキングを向上させ、ウェブサイトの可視性を高め、より多くのトラフィックを獲得することができます。

PPCにおける配信面の種類

検索広告(検索連動型広告)

検索広告は、ユーザーがGoogleやYhaoo!等の検索エンジンでキーワードを検索した際に、そのキーワードに関連した広告を検索結果画面に表示する広告です。

比較的短期間で成果を出すことができるため、新規顧客獲得や売上アップに効果的な広告手法です。 しかし、効果的な運用には専門知識が必要となります。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリ上に画像や動画、テキスト形式で表示される広告です。バナー形式で表示されることが多いため、「バナー広告」と呼ばれることもあります。

検索連動型とは違い、ユーザーがWEBサイトやアプリを閲覧している時に表示されるので、認知度向上の効果が見込めます

また、ディスプレイ広告のリターゲティング機能を使えば、Webサイトを訪問したユーザーに再度アプローチすることができます。

ショッピング広告(旧:商品リスト広告)

ショッピング広告は、Google検索結果画面やショッピングサイトなどに、商品画像や価格、詳細情報などを含めて表示される広告です。

 ユーザーが商品を探している時に、より視覚的に訴求することができ、購入意欲の高いユーザーにアプローチすることができます。

商品画像や価格、詳細情報などが表示されるため、ユーザーの購入意欲が高まりコンバージョンの可能性を高めることができます。

インフィード広告

インフィード広告は、ニュースサイトやSNSなどのタイムライン上に、記事や投稿の「フィード」部分に溶け込むように表示される広告です。

 ユーザーが自然に閲覧しているコンテンツの流れを妨げることなく、違和感なく広告を訴求できるため、近年注目を集めている広告手法です。

ユーザーの属性や興味関心などに基づいて、ターゲティング配信ができる上にコンテンツに馴染んでいるためクリック率が高いことが特徴です。

動画広告

動画広告とは、その名の通り動画を使って商品やサービスを紹介する広告です。 テレビCMやYouTube広告、SNS広告など、様々な媒体があります。

具体的には以下、4種類の動画広告があります。

1.インストリーム広告

動画コンテンツの再生前、再生中に配信される広告です。

例:YouTube 広告

2.アウトストリーム広告

動画コンテンツ以外の場所で配信される広告です。

例: Webサイトやアプリのバナーに表示れさる動画

3.バンパー広告

6秒以内の短い動画広告で、ユーザーの負担を少なく、多くのユーザーに広告を届けたい場合に効果的です。

4.ネイティブ広告 

周囲のコンテンツと馴染むようにデザインされた広告です。 ユーザーが違和感なく広告を視聴することができます。

これらの動画広告は静止画やテキスト広告よりも多くの情報を伝えることができ、商品やサービスの魅力をより深く伝えることができます。

アプリ広告(アプリインストール広告)

アプリインストール広告は、スマートフォンやタブレット端末のユーザーに、アプリをインストールすることを目的とした広告です。 インターネット広告の一種であり、様々な媒体で配信されています。

ユーザーが広告をクリックすると、すぐにアプリストアへ遷移し、インストールできるため、高いコンバージョン率が期待できます。また、成果報酬型で課金されるため、無駄な費用を抑えることができます。

リスティングにおいて必ず押さえてほしい基本用語

続いて、リスティング広告を運用する人なら必ず押さえて欲しい単語を解説します。

業界ではそれぞれ、ローマ字で省略して表記することが多いです。
重要度順に解説していくので、わからなくなったらこちらの記事を見返しましょう。

KW(Keyword)

リスティング広告におけるKW(キーワード)は、ユーザーが検索エンジンで検索する際に使用される単語やフレーズのことを指します。 広告配信のターゲティングや、広告文の表示に利用されます。

こちら側があらかじめ選定しておいたKWをユーザーが検索することでリスティング広告が表示されます。

したがって、適切なKWを選択することは、リスティング広告の効果を左右する重要な要素になります。

CV(コンバージョン)

リスティング広告におけるCV(コンバージョン)は、広告経由でユーザーが達成した成果を指します。 具体的には、以下のようなものがCVに該当します。

  • 商品購入: オンラインショップで商品を購入する。
  • 資料請求: 資料請求フォームから資料請求を行う。
  • 会員登録: 会員登録フォームから会員登録を行う。
  • 問い合わせ: 問い合わせフォームから問い合わせを行う。
  • アプリダウンロード: アプリストアからアプリをダウンロードする。

CVは、リスティング広告の効果を測定する重要な指標です。広告を配信する目的を明確にして適切にCVを設定しましょう。

CVR(コンバージョン率)

コンバージョン率(CVR)とは、広告をクリックしたユーザーの中で先ほどご紹介したコンバージョンに至ったユーザーの割合を指します。

つまり、クリック数が多いのにコンバージョン率が低い広告は、クリックされるまでのユーザーの期待と提供されるサービスに相違があると言えるので、改善する必要があります。

コンバージョン率は、以下の式で計算することができます。

コンバージョン率 = (コンバージョン数 ÷ アクセス数) × 100

CPA(コンバージョン単価)

CPA(コンバージョン単価)は、1件のコンバージョンを獲得するために必要な広告費用を指します。 リスティング広告において、CPAは常に意識すべき指標の一つです。

CPAは、以下の式で算出できます。

CPA = 広告費用 ÷ コンバージョン数

例えば、10000円の広告費用で10件のコンバージョンが取れた場合、CPAは1000円になります。

もちろん、商材の値段によってCPAは様々です。自社で目指すべき最適な目標CPAを設定することが重要です。

CT(クリック数)

クリック数とは、ユーザーが検索結果ページやウェブサイトなどに掲載された広告を実際にクリックした回数を指します。

クリック数は、以下のような様々な情報を分析することができます。

  • ターゲティングの精度: ターゲット層に適切に広告が表示されているかどうかを判断することができます。
  • 広告クリエイティブの訴求力: ユーザーの興味を引くような広告文や画像を作成できているかどうかを判断することができます。
  • ランディングページの品質: ユーザーが広告をクリックした後に遷移するランディングページが、ユーザーにとって満足できる内容になっているかどうかを判断することができます。

CTR(クリック率)

クリック率(CTR)とは、広告が表示された回数に対するクリック数の割合を指します。 

CTRは、以下の式で計算できます。

CTR = (クリック数 ÷ 広告表示回数) × 100

CTRが高いほど、広告がユーザーにとって魅力的なものであることを意味します。

逆にクリック率が低い広告は、ターゲット(KW)の選定が適切でないことやTD(広告文や説明文)が魅力的ではない可能性があります。

CPC(平均クリック単価)

クリック単価(CPC)とは、1回の広告クリックあたりの費用を指します。つまり、ユーザーが検索結果ページやウェブサイトなどに掲載された広告を実際にクリックした際に、広告主が支払う金額のことを意味します。

CPCは、以下の式で算出できます。

CPC = 広告費 ÷ クリックされた回数

CPCが低いほど、低単価で流入を獲得できていることになるため、同じ費用でも安価なCPCのほうが、より多くの流入を見込めます。 

IMP(表示回数)

リスティング広告におけるIMPは、インプレッション(Impression)の略称で、広告がユーザーの画面に表示された回数を意味します。

つまり、ユーザーが広告をクリックしたかどうかは関係なく、広告が視界に入った回数をカウントします。

したがって、IMPが多いからといって、必ずしもクリック数やコンバージョン率が高いとは限りません。 しかし、IMPが多いことは、広告が多くの人に認知されていることを意味するため、潜在的な顧客を獲得するチャンスが増えます。

CPM(インプレッション単価)

リスティング広告におけるインプレッション単価(CPM)は、1,000回の広告表示あたりの費用を指します。つまり、広告がユーザーの画面に1,000回表示されるごとに、広告主が支払う金額のことを意味します。

リスティング広告にはクリック単価方式に加え、CPMの課金方式があります。

CPM課金とは、インプレッション数に応じて課金される課金方式です。 クリック数やコンバージョン数に関係なく、広告が表示された回数だけで課金されるため、広告の認知度向上やブランドの露出を目的とした広告戦略において、非常に重要な指標となります。

CPMは、以下の式で算出できます。

CPM = 広告費 ÷ インプレッション数 × 1,000

マーケティング関連用語〜中級者編〜

続いてWEBマーケターが知っておくべきマーケティング関連用語14個をご紹介いたします。

PV(ページビュー)

リスティング広告におけるPVは、ページビュー(Page View)の略称で、ユーザーが広告の掲載されているウェブページを閲覧した回数を意味します。

PVとインプレッションは、一見同じように見えるかもしれませんが、異なる指標です。

・PV:ユーザーがウェブページ全体を閲覧した回数をカウントします。
・インプレッション:広告がユーザーの画面に表示された回数をカウントします。

CTA(行動喚起)

リスティング広告におけるCTA(Call to Action)は、ユーザーに行動を促すための言葉やボタンを指します。

具体的には、以下の5種類があります。

  • 「今すぐ購入する」
  • 「資料請求はこちら」
  • 「詳細を見る」
  • 「今すぐ申し込む」
  • 「お問い合わせ」

CTAは、リスティング広告の効果を高めるために非常に重要です。ターゲットの需要に合わせて 魅力的なCTAを設置することで、ユーザーの行動を促し、コンバージョン率を向上させることができます。

LTV(Life Time Value)

LTVは、Life Time Valueの略称で、顧客生涯価値を意味します。 顧客が企業にもたらす利益の総額を指し、単発の売上ではなく、顧客との長期的な関係性に基づいて算出されます。

LTVは、以下の式で算出できます。

LTV = 平均購入単価 × 購買頻度 × 顧客生涯期間

例えば、平均購入単価が1000円のランチを提供する定食屋があります。利用頻度は年に約10回だとして、5年間通い続けてくれている常連さんがいます。

この場合、以下の計算式となります。

LTV = 1,000円/回 × 10回/年 × 5年 = 50,000円

セッション

セッションは、ユーザーがWebサイトを訪問してから離脱するまでの一連の行動を指します。

 単にWebサイトを訪問した回数ではなく、複数のページを閲覧したり、検索を行ったり、フォームに入力したりといった一連の行動をまとめて1つのセッションとしてカウントされます。

リスティング広告におけるセッション数からは、ユーザーがどのようなページを閲覧したのか、どのような検索を行ったのかなどのユーザーの興味関心を特定することができます。

LP(Landing Page)

LPは、ランディングページ(Landing Page)の略称で、ユーザーが広告や検索結果などから最初に訪問する、縦長の1枚のWebページのことを指します。 商品やサービスの魅力を伝え、ユーザーに行動を促すことを目的としたページです。

LPの質によってコンバージョン率は大きく変動します。したがって、ユーザーにとって魅力的なLPを作成することができれば、コンバージョン率を高めることが可能です。

LPO(ランディングページ最適化)

LPOは、Landing Page Optimizationの略称で、日本語では「ランディングページ最適化」と訳されます。これは、ランディングページ(LP)をユーザーのニーズに合わせて改善し、コンバージョン率を高めるためのマーケティング手法です。

特に、コンバージョン率、クリック率、セッション時間、離脱率が低い場合はLPに問題がある可能性が高いと言えます。

ユーザーが広告をクリックしてからコンバージョンに至るまでの導線を簡略化したり、デザインを変更するなど、AB テストを繰り返すことで、効果的なLPに最適化することができます。

直帰率

直帰率は、特定のページにアクセスしたものの、サイト内の他のページを見ることなくサイトを離脱してしまうユーザーの割合を指します。 単にWebサイトを訪問した回数ではなく、1つのページだけ閲覧して離脱した率ということになります。

直帰率が高い原因としては、以下のようなことが挙げられます。

・分かりにくいサイト設計: ユーザーが求めている情報を見つけにくいサイト設計の場合、すぐに離脱してしまう可能性があります。
・読み込み速度が遅い: サイトの読み込み速度が遅い場合、ユーザーが待たずに離脱してしまう可能性があります。
・ターゲティングが間違っている: 広告のターゲティングが間違っており、本来興味のないユーザーに広告が表示されている場合、すぐに離脱してしまう可能性があります。

離脱率

離脱率は、特定のページにアクセスしたユーザーが、そのページ以降の閲覧をせずにサイトを離脱してしまう割合を指します。 単にWebサイトを訪問した回数ではなく、1つのページだけ閲覧して離脱した率ということではなく、サイト全体の閲覧ページ数と比較して算出される指標です。

直帰率との違いは以下のとおりです。

・直帰率: 特定のページにおける離脱率
・離脱率: サイト全体の離脱率

それぞれの指標が示すもの

直帰率: LPの内容がユーザーのニーズに合致していない可能性が高い
離脱率: サイト全体の構成や導線に問題がある可能性が高い

CPI(インストール単価)

CPIは、Cost Per Installの略称で、アプリインストール単価を意味します。 つまり、リスティング広告を通じてユーザーにインストールされたアプリ1つにつきかかった費用のことです。

CPF(ファン獲得単価)

Cost Per Followerの略称で、フォロワー獲得単価を意味します。これは、SNS広告を通じて獲得したフォロワー1つにつきかかった費用を指します。

CPV(動画視聴単価)

CPVは、Cost Per Viewの略称で、動画広告視聴単価を意味します。 つまり、動画広告が1回視聴されるたびに広告主が支払った費用のことを指します。

エンゲージメント

エンゲージメントは、ユーザーが広告に対して行った具体的なアクションのことを指します。 クリック、いいね、シェア、動画視聴など、広告と積極的に関わる度合いを測定する指標です。

CPE(エンゲージメント単価)

エンゲージメント単価(CPE)は、Cost Per Engagementの略称で、1回のエンゲージメントに対して広告主が支払う費用を意味します。 

GTM(Google Tag Manager)

GTMは、Googleタグマネージャー(Google Tag Manager)の略称です。これは、Googleが提供するタグ管理ツールであり、Webサイトやアプリに様々なタグを簡単に設置・管理することができます。

広告を配信している媒体それぞれにタグを設定しておくことで、コンバージョンがどの経路で行われたかを追跡することができます。

マーケティング関連用語〜上級者編〜

続いて、WEBマーケティングの上級者なら知っておいて欲しい用語をまとめました。もちろん広告運用を始めたばかりの人でも、知っておいて損をすることはありません。

CPO(Cost Per Order)

CPOは、Cost Per Orderの略称で、注文獲得単価を意味します。これは、リスティング広告を通じて1件の注文を獲得するためにかかった費用を指します。

eCPM(effective Cost Per Mille)

eCPMは、effective Cost Per Milleの略称で、日本語では「1,000インプレッションあたりの事実上の費用」という意味です。これは、Web広告における指標の一つであり、広告表示1,000回あたりの広告主が支払うべき費用を算出したものです。

TD(Title & Description)

TDは、Title & Descriptionの略称で、リスティング広告におけるタイトルと説明文のことを指します。

FQ(Frequency)

FQは、Frequency Quotientの略称で、リスティング広告におけるユーザー1人あたりの広告表示回数を意味します。これは、同じユーザーに対して広告が何回表示されたかを数値で表したものです。

RLSA(Remarketing Lists for Search Ads)

RLSAは、Remarketing Lists for Search Adsの略称で、リスティング広告におけるリマーケティングリストを活用した検索連動型広告のことを指します。これは、過去に自社サイトを訪問したことのあるユーザーや過去に広告のURLを踏んだユーザーに対して、検索結果ページで広告を表示させる手法です。

DSA(Dynamic Search Ads)

DSAは、Dynamic Search Adsの略称で、動的検索広告のことを指します。これは、Google 広告で提供されている機能の一つであり、Web サイトのコンテンツを自動的に分析して、関連性の高いキーワードで広告を配信することができます。

PLA(Product Listing Ads)

PLAは、Product Listing Adsの略称で、商品リスト広告のことを指します。これは、Google 広告やYahoo!広告で提供されている広告配信サービスの一つであり、検索結果ページやショッピングタブの上部に、商品の画像、商品名、価格、ストア名などを表示することができます。

SDC(Smart Display Campaign)

SDCは、Smart Display Campaignの略称で、スマートディスプレイキャンペーンのことを指します。これは、Google 広告が提供するディスプレイ広告の自動配信機能の一つであり、機械学習を活用してユーザーに最適な広告を自動的に配信することができます。

eCPC

eCPCは、Enhanced CPCの略称で、拡張クリック単価のことを指します。これは、Google 広告で提供されている入札戦略の一つであり、個別クリック単価とスマート自動入札戦略を統合することで、コンバージョン率を最大化することを目的としています。

tCPA

tCPAは、Target CPAの略称で、目標コンバージョン単価のことを指します。これは、Google 広告やYahoo!広告で提供されている入札戦略の一つであり、広告キャンペーンにおけるコンバージョン単価を目標値として設定し、その目標値を達成できるよう自動的に入札単価を調整することができます。

tROAS

tROASは、Target ROASの略称で、目標広告費用対効果のことを指します。これは、Google 広告で提供されている入札戦略の一つであり、広告キャンペーンにおける広告費用対効果(ROAS)の目標値を設定し、その目標値を達成できるよう自動的に入札単価を調整することができます。

Max CV

MAX CVは、リスティング広告における自動入札戦略の一つで、「コンバージョン数の最大化」を略した言葉です。これは、Google 広告で提供されており、広告キャンペーンにおけるコンバージョン数を最大化することを目的として入札を調整することができます。

EFO(Entry Form Optimization)

EFOは、Entry Form Optimizationの略称で、エントリーフォーム最適化のことを指します。これは、リスティング広告やランディングページにおけるコンバージョン率を向上させるための施策であり、ユーザーがフォームに入力しやすく、最後まで送信しやすいようにフォームを改善することを指します。

SIPS(Sympathize-Identify-Participate-Share)

リスティング広告におけるSIPSは、ソーシャルメディアとリスティング広告を連携させたマーケティング戦略を指します。これは、「SIPSモデル」に基づいて、それぞれの媒体の特性を活かして、効率的に顧客を獲得することを目的としています。

KBF(Key Buying Factor)

KBFは、購買決定要因の略称で、顧客が商品やサービスを購入する際に重視する要素のことを指します。これは、リスティング広告やその他のマーケティング活動において、顧客のニーズに合致した広告やメッセージを作成するために重要な概念です。

SERP(Search Engine Result Page)

SERPはSearch Engine Result Pageの略称で、日本語では検索結果ページを意味します。これは、ユーザーが検索エンジンでキーワードを入力した際に表示されるページのことです。

SERPには、検索エンジンによってアルゴリズムに基づいて選定された、関連性の高いウェブページが1ページあたり10件程度表示されます。上位に表示されるほど、多くのユーザーに閲覧される可能性が高くなります。

マーケティング全般分析関連

最後にマーケティング全般で使用される分析用語をご紹介します。

ROAS(費用対効果)

ROASは、Return On Advertising Spendの略称で、日本語では広告費用対効果を意味します。これは、広告費に対してどれだけの売上を上げられたかを表す指標です。ROASは、広告の効果を売上ベースで示す指標であり、広告キャンペーンの成功を評価する上で重要な指標の一つです。

ROASの計算方法

ROAS = 売上 ÷ 広告費 × 100(%)

ROI(投資収益率)

ROIはReturn On Investmentの略称で、日本語では投資収益率を意味します。これは、投資に対してどれだけの利益を上げられたかを表す指標です。広告におけるROIは、広告費に対してどれだけの売上を上げられたかを表す指標になります。

CRM(Customer Relationship Management)

CRMはCustomer Relationship Managementの略称で、日本語では顧客関係管理を意味します。これは、顧客との関係を構築し、強化し、発展させるための戦略です。

Webマーケティングにおいて、CRMは顧客に関するデータを収集、分析、活用することで、顧客一人ひとりに最適なコミュニケーションやサービスを提供することを指します。

PDCA(検証型プロセス循環)

PDCAサイクルは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の4つのフェーズから構成される、問題解決のためのフレームワークです。

これらの四つのサイクルを繰り返し、最適なアウトプット創出を目指すことをPDCAを回すと言います。

KGI(重要目標達成指標)

KGIはKey Goal Indicatorの略称で、日本語では重要目標達成指標を意味します。これは、企業や組織が達成すべき最終的な目標を数値で表した指標です。

KPI(重要業績評価指標)

KPIはKey Performance Indicatorの略称で、日本語では重要業績評価指標を意味します。これは、目標達成に向けて取り組んでいる施策の進捗状況や成果を定量的に評価するための指標です。

SWOT(Strength-Weakness-Opportunity-Threat)

SWOT分析は、Strengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の頭文字を取ったもので、企業や組織、あるいは個人などが現状を分析するための分析方法のことです。

AIDMA(Attention-Interest-Desire-Memory-Action)

AIDMAは、Attention(注意)、Interest(興味)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の頭文字を取った、消費者の購買行動プロセスを説明するモデルの一つです。

AISAS(Attention-Interest-Search-Action-Share)

AISASは、Attention(注意)、Interest(興味)、Search(検索)、Action(行動)、Share(共有)の頭文字を取った、消費者の購買行動プロセスを説明するモデルの一つです。

OODA(Observe-Orient-Decide-Act)

OODAループは、Observe(観察)、Orient(状況判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)の4つのフェーズから構成される意思決定フレームワークです。

まとめ

本記事では、WEBマーケティングで使用する専門用語を紹介いたしました。

リスティング広告をはじめとするWEBマーケティングでは、様々な場面で専門用語を使用します。

見て覚えるだけでは、なかなか意味を理解をすることは難しいと思いますので、業務ないでも積極的に使用していきましょう。

また、いつでもこのWEBサイトを見返せるようにブックマークをしておくことをおすすめします。

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この記事を書いた人

SNSマーケティングを中心にマーケの最新ノウハウをお届けするMarke Insight編集部です。YouTube~万人、TikTok~万人、Instagram~万人、ブログPV累計210万の実績から実践的かつ最新の情報をお届けします。

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