リードフォーム表示オプションとは?CV獲得に貢献!徹底解説

リードフォーム表示オプション
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  • 「リードフォーム表示オプションは設定しなければならないの?」
  • 「使ったことがなく、利用条件や注意事項がわからない・・・」
  • 「メリットは何?」

リードフォーム表示オプションについて、こんなお悩みはありませんか?

リードフォーム表示オプションは、広告表示オプションの1つです。

広告から直接フォーム送信することができ、お問い合わせや資料ダウンロードが手軽にできます。活用しなければ、取れたはずのリードが取れなかったり、機会損失が生まれてしまいます。クリック率やコンバージョン率も改善が見込めず、広告の一部として利用できるオプションを見過ごすことになります。競合が上手く活用していれば、競合の広告にユーザーが集まってしまうかもしれません。

本記事では、リードフォーム表示オプションの特徴はもちろん、メリットや注意点、実際の設定方法についても解説していきます。

活用方法を実践すれば、情報収集のハードルを下げることができ、ユーザーとの接点を増やすことができます。広告経由のコンバージョン増加が狙えるため、最終的な費用対効果の改善が見込めます。執筆は、SNSマーケティングや広告運用を専門としたメディアを運営している、MarkeInsight編集部が担当しています。

リードフォーム表示オプションについて知り、より広告の成果を向上したい方はぜひ最後までご覧ください。

目次

リードフォーム表示オプションとは何か?

リードフォーム表示オプションとは、広告表示オプションのうちの1つです。

広告表示オプションとは、広告文の下に追加で説明文やリンクテキスト、スニペット、電話番号などを追加で表示することができる機能です。広告表示オプションは12種類(※Google広告の場合)あり、リードフォーム表示オプションはその中の1つです。

広告から直接フォーム送信することができ、お問い合わせや資料ダウンロードが手軽にできます。

たとえば、ユーザーが競合商品と比較する際などに、リードフォーム表示オプションが設定されていればスムーズに情報収集を行えるため、効果が現れやすいです。

リードフォーム表示オプションのメリット

ここからは広告を配信する側がリードフォーム表示オプションを使用するのメリットについて解説しますていきます。

主に以下の2点です。

  • 情報収集のハードルが下がる
  • ユーザーとの接点を増やせる

情報収集のハードルが下がる

リードフォーム表示オプションを設定していることにより、ユーザーにとってフォーム送信のハードルが下がります。

なぜかというと、広告の遷移先を介さずとも、広告上で問い合わせや資料請求まで完了させることができるからです。たとえば、ユーザーが5.6社の資料請求を行い、実績重視で最終的なサービス利用を1社に決定しようとしているとします。

5.6社分の資料を収集しようと思うと、広告の遷移先を回遊して、ひとつひとつ資料を集めるのはかなりの工数がかかってしまいます。リードフォーム表示オプションが設定されていれば、無駄な工数をかけずともユーザーが資料を集めることが可能となります。

このような場合に、リードフォーム表示オプションを設定しておくだけで、設定していない競合他社よりも資料請求される可能性を高めることができます。

ユーザーとの接点を増やせる

リードフォーム表示オプションを設定していることにより、ユーザーとの接点を増やすことができるメリットがあります。フォーム送信のハードルが下がることで、資料請求や問い合わせを増やすことができると、より多くのユーザーに対してアプローチが可能になります。また、リードフォーム表示オプションは、リードフォームにてユーザーが回答した後のメッセージなども設定することができます。

メッセージにて資料を見た後に生まれるような疑問に対する回答を送信したり、追加で問い合わせもしてもらえるように連絡先を記載したり、ユーザーとの様々な接点を用意することができます。

特に相見積もりを検討しているようなユーザーは1社1社が記憶に残りづらいため、複数接点を用意することで、単純接触効果によりユーザーの記憶に残りやすいことなどもメリットとして挙げられます。

リードフォームの利用条件

ここからはリードフォームの利用するための条件をについて解説しますしていきます。

使用できるキャンペーンタイプは、以下の4つです。

  • 検索
  • 動画(TrueView アクションのみ)
  • ファインド
  • ディスプレイ

検索

検索キャンペーンでは、広告文の下部にリードフォームが表示されます。

また検索広告では広告をクリックすると必ずリードフォームが表示されるようにする設定を行うと、ユーザーが検索広告の広告見出しを選択するたびにリードフォームが表示されるようになります。

動画(TrueView アクションのみ)

動画キャンペーンでは、YouTube 広告(TrueView アクションのみ)の下部にリードフォームが表示されます。

ファインド

ファインド広告では、Gmailに対してのみリードフォームが表示されます。また、広告タイプは「イメージ広告」と「カルーセル広告」のうち、イメージ広告でのみ利用可能です。

ディスプレイ(※)

※ディスプレイ広告のリードフォーム表示オプションを利用する場合は、Googleのアカウント担当者に利用申請をする必要があるので、ご留意ください。

リードフォーム表示オプションの設定手順

リードフォーム表示オプションの設定手順は以下です。

  • ①広告表示オプションを設定したいキャンペーンを選択
  • ②広告と広告表示オプション > 広告表示オプションを選択
  • ③リードフォーム表示オプションを選択
  • ④利用規約を確認して「同意する」を選択すると、リードフォームの作成画面に遷移します
  • リードフォームの種類に合わせて設定

①広告表示オプションを設定したいキャンペーンを選択

まずは検索やディスプレイ、ファインドなどの広告表示オプションを設定したいキャンペーンを選択しましょう。

②広告とアセット > アセットを選択

管理画面左側の「広告とアセット」より、アセットを選択しましょう。

③リードフォーム表示オプションを選択

複数種類の広告表示オプションの中から、リードフォーム表示オプションを選択し、プラスボタンをクリックしましょう。

④利用規約を確認して「同意する」を選択すると、リードフォームの作成画面に遷移します

利用規約を確認した後に同意するを選択すると、いよいよリードフォームの作成画面です。

<h3>リードフォームの種類に合わせて設定</h3>

リードフォームにおいて、以下の5つを設定することができます。

  • リードフォーム
設定可能項目内容
広告見出し半角30文字以内で入力します。動画またはファインドキャンペーンでのみ表示されます。
ビジネスの名前表示させる会社の名前を半角25文字以内で入力します。
説明半角200文字以内で入力します。
質問「名前」「メール」など、ユーザーに記入してほしい項目を最大10件まで選択します。
プライバシーポリシーのURLサイトのプライバシー ポリシーページに直接移動するURLを入力します。
背景画像(任意)リードフォームの背景画像を設定します。推奨サイズは横長(1.91:1): 1200 × 628です。検索キャンペーンのみ表示されます。
  • リードフォーム送信後のメッセージ
設定可能項目内容
広告見出し半角30文字以内で入力します。
説明半角200文字以内で入力します。
行動を促すフレーズ「なし」「サイトにアクセス」「ダウンロード」「詳細」「今すぐ購入」の5つから選択します。
行動を促すフレーズのURL行動を促すフレーズをクリックした際に遷移するURLを入力します。
  • 広告用の行動を促すフレーズ
設定可能項目内容
行動を促すフレーズ「お問い合わせ」や「ダウンロード」など、12個から選択します。
行動を促すフレーズの説明半角30字以内で入力します。
  • セールスリード表示オプション

顧客情報を直接 CDM または CRM のソフトウェアで直接取得したい場合は、リードフォーム表示オプションに以下のWebhook情報を追加し、Webhook 統合を行う必要があります。手動で顧客情報を取得する場合は設定する必要はありません。

  • リードフォームの最適化

動画広告のリードフォーム表示オプションでは、目的に応じてフォームのタイプを以下の2つから選択できます。

  • より購入意向が強い
  • リーチの拡大

前者はより購入意向が強い顧客を獲得することに重点を置くフォームです。顧客の獲得数が減少するか、リード単価が上昇する可能性があります。

後者は購入意向にかかわらず多くの顧客を獲得することに重点を置くフォームです。顧客の獲得数は追えるものの、顧客の購入意向は強くない可能性があります。与件に応じて、どちらが適しているかを判断した後、設定を行いましょう。

リードフォームの注意事項

ここからはリードフォームの注意事項を解説していきます。主に以下の3点が挙げられます。

  • 質問内容をカスタマイズできない
  • GA上では数値の確認は行えない
  • データの保存期間は、30日間

質問内容をカスタマイズできない

リードフォームでは、「名前」「メール」など、ユーザーに記入してほしい項目を最大10件まで選択することができますが、内容をカスタマイズすることはできません。リードフォームに用意されているテンプレートの質問から、ユーザーに記入してもらう項目を選ぶことになります。

また、質問項目を多く設定すればするほど、コンバージョンまでのハードルは上がりやすく離脱されやすいため、明確に必要な項目のみ設定しましょう。

GA上では数値の確認は行えない

リードフォームを設定しても、GA上で数値の確認を行うことはできません。

通常のサイト内のフォームであれば、GAの設定に不備がなければ数値の確認は行えます。

リードフォーム表示オプションにおいては、GAには全く数値が反映されないため、気をつけましょう。

データの保存期間は、30日間

リードデータの保存期間は30日間しかありません。

せっかくリードを獲得しても、30日以内に何らかのアクションを起こさなければ、データは無かったことになります。

たとえば取れたリードに対して、30日間以内にアプローチするのは難しいかもしれませんが、スプレッドシートにデータを移すだけでも30日後以降にデータを使用することができます。

このようにすぐリードデータを活用することが難しい場合でも、データの移管・保存などは行うようにしましょう。

成果の確認方法

リードフォーム表示オプションの成果は、以下の3つの確認方法があります。

  • リードフォーム表示オプション別
  • コンバージョンアクション別
  • クリックタイプ別

リードフォーム表示オプション別

  • STEP1:確認したいキャンペーンを選択
  • STEP2:「広告と広告表示オプション」より、広告表示オプションを選択
  • STEP3:リードフォームを選択すると、掲載結果が確認できます

複数のリードフォームを設定している場合、オプション別で結果を確認すると、比較して成果を確認することが可能です。

コンバージョンアクション別

  • STEP1:確認したいキャンペーンや広告グループを選択
  • STEP2:分類→コンバージョン→コンバージョンアクションを選択

リードフォームコンバージョンは、Google広告において自動的に作成されるため、特に設定は必要ありません。

クリックタイプ別

  • STEP1:確認したいキャンペーンや広告グループを選択
  • STEP2:分類→クリックタイプを選択

クリックタイプ別の場合、広告見出しやサイトリンク・リードフォーム広告など、広告のクリックされた部分ごとの結果を比較することが可能です。

成果を上げるポイントとは?

リードフォーム表示オプションにて成果を上げるために、以下の2つのポイントを解説します。

  • 項目数を減らす
  • リターゲティングを行う

項目数を減らす

ユーザーにとっての回答項目は、多ければ多いほど離脱されやすいです。

リードを取れた後にどう使用するかによって、必要な情報と必要ではない情報の判別ができるかと思います。よりコンバージョン率を上げるために、できるだけ必要最低限の回答項目に絞ることを意識しましょう。

リターゲティングを行う

Google広告では、広告主が保有する顧客の連絡先情報を利用して、広告上でリターゲティングを行うことができます。

検索、ショッピング、Gmail、YouTube、ディスプレイ広告を利用しているユーザーに再アプローチしたり、ユーザーリストを基に類似ユーザーリストを作成することができます。

たとえばSNSのコンサルティングを行っている企業であれば、広告で集めたリードに対して、セミナーの集客やSNSツールの販促・コンサルティングの販促など、段階的なアプローチを行うことができます。

また、既にコンバージョンしたユーザーを広告配信から除外することで、無駄な広告表示が避けられ、費用対効果の改善も見込めます。

ただリターゲティングを行うだけではなく、無駄を省く設定も行えるため、随時活用していきましょう。

活用事例

本記事のラストとして、最後に実際の活用事例を紹介します。

不動産

不動産販売会社の事例です。

広告の遷移先において、いまおすすめの不動産紹介やリード獲得を行っていたものの、サイトにおけるユーザーの滞在時間が短く、サイトで十分な訴求が行えていない状況でした。

そこでリードフォーム表示オプションを活用し、資料にて比較的新し目の物件紹介を行うようにしました。

業界的に競合が管理している物件の金額や周辺情報と比較される機会が多く、リードフォームで資料提供を行うように変更して、約2倍のリードが集められるようになりました。

サイト改修はかなりの工数がかかると思いますが、リードフォームは簡単に設定することができるため、先に試してみましょう。

BtoB

企業向けのシステム販売などでも、リードフォーム表示オプションは活用することができます。

業務効率化のシステムを販売している企業において、なかなかリードが獲得できていませんでした。

サービスの特徴的にユーザーが複数企業から仕様確認や見積もりを取られるケースが多く、情報収集の手間を省きたいユーザーが居ることが想定されました。

リードフォーム表示オプションを活用し、かつ回答項目を最小限に絞ったことにより、2.3倍までリード獲得を増やすことができました。

サービスの特徴次第ではリードフォームを設定するだけでも効果が出やすいので、自社の商材との相性を鑑みて、一度設定してみましょう。

<h2>まとめ

  • リードフォーム表示オプションは、広告表示オプションの一つ
  • 広告から直接フォームを送信することができる
  • 設定することにより、ユーザーとの接点を増やすことができる

当記事では、リードフォーム表示オプションの特徴はもちろん、メリットや注意点、実際の設定方法についても解説してきました。

上手く活用すれば今までの成果を大きく超えるリード獲得数を狙うことができますので、ぜひこの機会に一度活用してみましょう。

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この記事を書いた人

SNSマーケティングを中心にマーケの最新ノウハウをお届けするMarke Insight編集部です。YouTube~万人、TikTok~万人、Instagram~万人、ブログPV累計210万の実績から実践的かつ最新の情報をお届けします。

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