【2024年最新】インスタのアルゴリズムについて解説!公式見解や重要な指標を紹介
「インスタを運用しているが、なかなかフォロワーが伸びない」
「フォロワーを伸ばすための方法がわからない」
インスタ運用をするにあたって、上記のように悩んでいませんか?
このような悩みを抱えている方の多くは、インスタのアルゴリズムを理解していないケースが多いです。
仕組みを理解していなければ、適切な施策や問題点の把握・改善に大変な時間を要します。最悪の場合、間違った改善策を講じてしまい、目標が達成できないケースも少なくありません。
インスタ運用を成功させ、アカウントを伸ばしたいのであれば、対象メディアの仕組みを理解するのは必須のタスクです。
本記事では、インスタのアルゴリズムについて、公式の見解を交えながら解説します。アカウント運営を成功させ、目指すべきゴールに辿り着けるよう、本記事を参考にしていただけると幸いです。
インスタ運用で重視されているのが”フォロワーコミュニケーション”
そのフォロワーとのコミュニケーションができる数少ない機能が”DM”です。
- DM数が1日に数件から”50件”に急増
- DMの自動化で、インスタ業務の圧縮に成功
- 自動化したDMによるクーポン配布で通常の7倍の閲覧数を達成
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インスタのアルゴリズムとは?
アルゴリズムとは、インスタ内のあらゆる規則を決める仕組みです。
フィード投稿やストーリーズが発見タブに表示される投稿の順番も、このアルゴリズムによって決められています。
しかし、アルゴリズムは公式サイトから詳細な内容が発表されているわけではありません。全貌を把握しているのは、インスタを運営している本社のみです。
アルゴリズムの内容は、大型アップデートなどで更新されるというよりは、日々少しずつ更新されています。
インスタのアルゴリズムの詳細
インスタではフォローしているアカウント以外の投稿も表示されます。
1人1人のユーザーにどの投稿をおすすめするかを決めているのがインスタのアルゴリズムです。
そのため、アルゴリズムに高評価される投稿をすることでフォロワー以外の人にも投稿を届けられるようになり、結果として投稿自体とアカウントが伸びることに繋がるのです。
アルゴリズムはインスタが目標としている「Instagramで過ごす時間を最大限に活用していただきたい」を実現するため、気づくか気付かないかの小さな範囲で日々改善・変更されています。
最終的なミッションは「大切な人や大好きなこととあなたを近づける」です。そのため、各ユーザーにパーソナライズされた表示画面となるよう、アルゴリズムは日々改良されています。
引用:インスタ公式サイト「Instagramの仕組みを解き明かす」
インスタで投稿がオススメされていく仕組みを解説
まず、インスタで投稿が伸びていく過程を把握しましょう。
- 投稿する
- フォロワーに拡散される
- 親密度の高いフォロワーに拡散される
- 親密度の低いフォロワーに拡散される
- フォロワー外に拡散される
この順序で投稿は拡散されていき、1→2、2→3の段階でアルゴリズムの評価が高くない場合には次の段階に進めないようになっています。
アルゴリズムに高評価される投稿とは
アルゴリズムに高評価される投稿とは、
いい投稿であると判断される”サイン”をたくさん受け取っている投稿のことです。
そのサインというのが
- いいねをもらう
- コメントをもらう
- 保存される
- シェアされる
といった投稿内でのアクションです。
これらのアクションをされる数が増えるとアルゴリズムによって投稿はどんどん評価が上がり、フォロワー外にも見られるようになっていきます。
ユーザーのアクション以外にも
- 投稿を見ている時間が長い(滞在時間が長い)
- 親密度が高い
といった行動も高評価されるサインとなりえます。
最重要なサイン:親密度について
ここで前述したサインの数々のなかで、重要視されているシグナルが「親密度」です。
インスタでは「大切な人や大好きなこととあなたを近づける」といったミッションを掲げています。
このミッションをクリアするために重要としているのが「親密度」なのです。
そのため、発信内容への関心度が高いユーザーとの「親密度」を高めるようなDMやコメント等でのやり取りというのは見落としがちですが重要なポイントとなります
アルゴリズムに変化はある?【2024年5月に変更が発表】
アルゴリズムには日々変化が加えられており、その変化を詳細かつ完璧に把握することは不可能です。
そのため、Xなどでのリアルタイムでの情報収集や自分の投稿の伸び方の変化などを日々観察しておく必要があります。
ですが、稀に公式から変更した事実と変更内容が発表されることがあります。
今回は発表された最新のアルゴリズムの内容では以下のような投稿、アカウントが伸びやすくなるという発表がされました。
- フォロワーが少ないアカウント
- オリジナルコンテンツ
それぞれについて詳しく解説します。
フォロワーが少ないアカウントの投稿
これまでのインスタではフォロワーが少ないアカウントの投稿は伸びにくい傾向がありました。
ですが、今回のアルゴリズムの変更ではフォロワーが少ないアカウントのコンテンツでもフォロワー以外に投降が届く可能性が高まりました。
つまり、前述した投稿がオススメされる流れの中で2→3に進むハードルが下がるアップデートとなりました。
オリジナルコンテンツ
これは自分で1から作った投稿が伸びやすいという変更です。
元々他人の転用やリポスト投稿を推奨していなかったインスタがさらにその傾向を強くしたアップデートとなりました。
つまり、「他者が作った投稿」を再掲載すると完全にNGな投稿と判定されほとんど伸びることは期待できません。その投稿だけではなく、アカウント自体が今後伸びなくなる可能性も高いので絶対に転用はNGです。
なので、自分自身で企画段階から作成された投稿を心がけましょう。
他人の投稿の編集や企画をパクること自体は大きくアルゴリズムからマイナス評価を受けることはありませんが、視聴者から「この投稿はパクリだ」と認識されるとアルゴリズムに関係なく見てもらえなくなる可能性もあるので注意しましょう。
インスタでアルゴリズムが影響する表示画面は?
インスタ運用でアルゴリズムが重要とお伝えしましたが、アルゴリズムが直接影響する場所をまとめます。
以下の投稿が表示される全ての箇所がアルゴリズムによって表示順が決められています。
- ストーリーズ
- フィードのおすすめ欄
- 発見タブ
- リール
それぞれ、どのような要素が上位表示に必要なのかを解説していきます。
ストーリーズ
ストーリーズはフォロワーのみに表示される投稿形態です。
※フォロワー外でもプロフィールにアクセスすればストーリーズ投稿を見ることは可能です
ストーリーズ投稿では親密度を高めることでアルゴリズムにフォロワーに上位表示(左側に表示)されるようになります。
他には、
- 投稿/アカウントの滞在時間が高いユーザー
- いいねや保存、コメントなどのアクションをよくするユーザー
が上位表示される傾向があります。
フィードのおすすめ欄
フィードのおすすめ欄にはそのフォロワーが興味のある投稿が表示されるので、
フォロワーのフィードのおすすめ欄に表示されるためには
- いいねをしてきた数
- コメントをしてきた数
- 保存をしてきた数
- 親密度の高さ
が重要となります。
特に、フォロワーとの関わりが強い表示先のため”親密度の高さ”がより求められる指標です。
発見タブ
発見タブの表示はフィードのおすすめ欄と違い、フォロワー外にも見られる表示先になります。
そのため、アルゴリズムの評価基準としては類似コンテンツを見ているユーザーからの
- いいね数
- コメント数
- 保存数
といったアクション(エンゲージメント)が重要となります。
前項まで必須としていた親密度の高さよりもユーザーからのアクションが稼げる投稿を意識しましょう
※ただ、親密度の高さが必要ないわけではなくインスタ全体を伸ばすために最重要なのは親密度なので怠らないようにしましょう
リール
リールの表示のアルゴリズムも発見タブと同様にフォロワー以外に表示される投稿となります。
そのため、
- いいね数
- コメント数
- 保存数
が重要となります。
次の項からは、ここまで説明してきた重要な項目をクリアするための運用戦略を解説していきます。
インスタのアルゴリズムを活用した運用戦略
前述したように最重要項目は親密度の高さです。
次にユーザーからのアクション(エンゲージメント)となります。
ここからはそれぞれの数値を上げてみる方法をそれぞれ以下の順番で解説していきます。
- 親密度
- いいね/保存
- コメント
親密度
親密度を高くするための戦略はDMの数をとにかく増やすことがオススメです。
そのためには、
- リアクション/返信ができるストーリーズを増やす
- コメント返信の習慣をつける
のような取組をしていくといいでしょう。
リアクション/返信ができるストーリーズを増やす
DMの数を手っ取り早く増やすにはリアクションボタンを押してもらい、DMのやり取りを開始するパターンかもしくは、返信が来るようなアンケートやクイズのようなストーリーズ投稿をするといいでしょう。
DMを増やすストーリー戦略については以下記事でも解説しています。
コメント返信の習慣をつける
コメントの返信を普段からしている投稿者の場合、心理的にもDMなどのコミュニケーションが取りやすい傾向があります。
そのため、普段から全員の目に触れるコメントの中でユーザーとのコミュニケーションを見せてあげることで「DMを送っていいんだ!」となりDMを送るハードルをなくすことができるでしょう。
いいね/保存
いいね数と保存数を伸ばすために必要なポイントはコンテンツのクオリティです。
小さな要素でいえば、
- 動画の序盤や終盤でいいね/保存を促す
- 「プロフィール文章で保存しておくと見返せるよ」の様な訴求をする
などの戦略もありますが、そもそものコンテンツのクオリティがともなっていなければ元も子もありません。
まずは既存のフォロワーに求められるコンテンツを作り反応をみることで徐々にクオリティを上げていけば自ずといいねや保存の数はついてくるでしょう
コメント
コメント数を伸ばすには投稿の内容に
- 共感を呼びやすい内容
- 議論が生まれる内容
- 投稿の最後でコメントを促す
といった内容を含ませましょう。
アルゴリズムに低評価されないために
ここまでアルゴリズムに高評価されるポイントを解説してきましたが、低評価されてしまい投稿が全く伸びない以下のような場合もあります。
- 画質が悪い投稿
- すでに誰かがインスタで投稿している投稿
- 公式発表されている規約に違反している
これらに当てはまらないような投稿を心がけましょう。
インスタのアルゴリズムについてよくある質問
インスタのアルゴリズムについてよくある質問をまとめました。質問の内容は、次の通りです。
- インスタのアルゴリズムが最近変更されたのはいつ?
- ハッシュタグはアルゴリズムに影響ある?
- アカウントの種別によってアルゴリズムは異なる?
- プロフィールのリンク設置はアルゴリズムに影響する?
- 投稿後の編集はアルゴリズムに影響する?
- タイアップ投稿はアルゴリズムに影響する?
- いいね周りはアルゴリズムに対してデメリットはある?
運用の手助けになれば幸いです。
インスタのアルゴリズムが最近変更されたのはいつ?
インスタのアルゴリズムは、日々少しずつ調整されています。そのため、いつどのような変更が行われたのかといった情報は発表されていません。
日々の運用で小さな変化に気づき、柔軟に対応していく必要があります。また、直近でアルゴリズムが大きく変更された情報はありません。
ハッシュタグはアルゴリズムに影響ある?
ハッシュタグは、それほど大きな影響力を持っていません。インスタ側にアカウントのジャンルを知らせるためとして使われるケースが多いです。
ユーザーの興味関心があるアカウントかを識別するためにも使用されます。まったく無関係ではありませんが、ハッシュタグの情報を分析するほどでもありません。
アカウントの種別によってアルゴリズムは異なる?
プロアカウント(ビジネスアカウント)と一般アカウント、どちらもアルゴリズムは同じです。そのため、ビジネスでアカウントを運用するのであれば、プロアカウントへ変更しておくのをお勧めします。
プロアカウントであれば、アカウントのジャンル設定やインサイトが使用できます。
プロフィールのリンク設置はアルゴリズムに影響する?
インスタでは、プロフィールの設定がメインからURLが1つだけ登録できます。プロフィールから設定したリンクは、アルゴリズムになんの影響もありません。
また、噂レベルでささやかれていた「他SNSのリンクをつけると、アルゴリズムで不利に働く」については、公式が明確に否定しています。
投稿後の編集はアルゴリズムに影響する?
投稿後にキャプションや位置情報を変更しても、アルゴリズムに影響はありません。ただし、キャプションを変更したためにエンゲージメントが変化する可能性はあります。
タイアップ投稿はアルゴリズムに影響する?
タイアップ投稿は、アルゴリズムに良くも悪くも直接影響しない。とはいえ、ブランドに信頼されているアカウントとして認識されるため、エンゲージメントは高まる可能性がある。インスタ側もタイアップを推奨しています。
いいね周りはアルゴリズムに対してデメリットはある?
いいね周りはエンゲージメントを伸ばす上で有効な施策です。しかし、何度も同じ行動を繰り返しているアカウントには、スパムの疑いがかけられてしまいます。
何度もスパムを疑われるような動きをした場合、アカウント停止の措置が講じられるため、注意しましょう。
まとめ
アルゴリズムとは、インスタを動かすためのルールです。アルゴリズムに基づいて、ホーム画面に表示される投稿の順番や発見タブに露出する投稿が決められています。つまり、アルゴリズムの理解なくして、アカウント運用の成功はありえません。
アルゴリズムを理解したうえで、以下の施策を適切に実行するのが重要です。
- 最低でも2〜3日に1回は投稿する
- 投稿への反応・アクションを促す
- フォロワーとコミュニケーションをとる
- 滞在時間を意識して投稿を行う
- 定期的な分析・改善を怠らない
それでもアカウントが改善されないのであれば、プロの手を借りるのもよいでしょう。プロのアカウント運用サービスであれば、数多くの経験から、適切な改善方法を見つけ出してくれます。費用はかかってしまいますが、確実に成果をあげたいのであればおすすめの方法です。
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