インスタのリーチ数とは?平均値/増やす方法/減る原因を解説!
インスタの運用で目にする「リーチ」という言葉の意味を知っていますか?簡単に言うと、投稿が何人に届いたかを表す数値のことを指します。
一方で、「リーチ」と同様に投稿を見られた数のカウント方法の指標として「インプレッション」や、運用で頻繁に使われる「エンゲージメント」といった言葉との違いがわからない方も少なくありません。
「リーチ」について正しく知らないと、伸びる投稿が把握できずに的外れな投稿を続けてしまいます。そうなると、需要のない投稿を続けることになるため、当然フォロワー数も増えません。
この記事ではリーチの意味や増やす方法、よく耳にするインプレッションやエンゲージメントとはどう違うのかを解説します。
インスタのリーチについて知識をつけたい方はぜひご覧ください。
適切なMeta広告運用で低単価でフォロワーを増やす方法を知っていますか?
インスタ運用でまず衝突する壁がなかなかフォロワーを獲得できないことではないでしょうか?
- フォロワー獲得単価7.7円(一般的な数値は400~600円)
- フォロワーを伸ばす広告クリエイティブの作成
- これまで低単価の広告活用で総フォロワー50万超を実現
このような成果を達成しているmeta広告の無料資料配布は下の画像から▼
インスタの「リーチ」とは?
リーチとは「投稿を見てくれた人数」を指します。この場合のリーチはインスタにおいての意味となり、本来は「どのくらいの人にこの広告が伝わったのか」という意味でマーケティング業界で使われている言葉です。
さらに「リーチ」は「インプレッション」や「エンゲージメント」のような、分析する際に絶対に押さえたい指標とも関わりのある言葉になるので、違いは必ず把握しておきましょう。
ここからは、リーチとインプレッションとの違いや、エンゲージメントとどう違うのかについて詳しく解説します。
「インプレッション」との違い
大まかにいうと、インプレッションも投稿が見られた数を表しているので違いが曖昧になりやすいです。
リーチとインプレッションで違う点はカウントの仕方です。
インプレッションの場合は、ユーザーに表示された回数がそのままカウントされますが、リーチの場合はUU数(ユニークユーザー数)と同じで、カウントされるのはアカウント数です。
リーチ数は投稿を見たユーザーの人数でカウントされているので、何人のユーザーに見てもらえているのかを把握できます。
ふたつの違いをまとめました。
インプレッション | 同一のアカウントが投稿を5回見たとき、インプレッション数は5 |
リーチ | 同一のアカウントが投稿を5回見ても、リーチ数は1 |
UU数(ユニークユーザー数)とは、ウェブサイトやページに訪問したユーザー人数のこと
同じユーザーが何度訪問しても1UUとしてカウントされる。
「エンゲージメント」との違い
エンゲージメントとは「いいね」やコメントなど投稿にアクションを起こしてくれた回数のことを指します。
インスタで投稿を伸ばすためにエンゲージメントはとても重要で、以下の繰り返しによって投稿が伸びていきます。
- エンゲージメントが伸びる
- その投稿のリーチが増える
- リーチが増えた先でさらにエンゲージメントが伸びる
- さらにリーチが伸びる
エンゲージメントが伸びれば、リーチも伸びるので「いいね」やコメントといったエンゲージメントを獲得できるような投稿を意識しましょう。
リーチ数の平均はどのくらい?
リーチ数の平均は、アカウントやジャンルにより違いがあるので明確な数値をお伝えすることは不可能です。
アカウントが伸びるまではフォロワー数が頼りになり、アカウントを伸ばす為には発見タブに露出する必要があります。
発見タブに露出するまでは以下のような流れを作り、発見タブに投稿が表示されるまで根気よく投稿を続ける必要があります。
- 親密度の高いフォロワーへのリーチ
- 親密度の高いフォロワーからのエンゲージメント
- 親密度の低いフォロワーへのリーチ
- 親密度の低いリアクションからのエンゲージメント
そのため、まずは親密度の高いフォロワーさんに「いいね」やコメント、シェアなどしてもらえるような投稿を意識する必要があるのです。
「親密度」はユーザー同士の繋がりの深さを指しますが、以下のようなユーザーが親密度の高いと言えます。
①過去の投稿に対してリアクション数が多い
②DMで交流している
インスタでリーチ数を確認する2つの方法
以下の2パターンでリーチ数を確認できます。
- フィード投稿
- アカウント全体
確認するにはインサイトという内部ツールを活用します。
リーチ数以外にもアカウント全体の分析で大活躍する「インスタのインサイト」についてはこちらの記事を参考にすると、より理解が深められます。適切な分析方法を学ぶためにもぜひご覧ください。
では、ここからはリーチの確認の仕方について詳しく解説します。
インスタ運用を始めてみたものの、このような悩みを抱えていませんか?
「毎日投稿しているのに全く伸びない…」
「投稿を作るのに時間がかかり、事業全体に手が回らない」
「インスタを運用する工数と人手を削減したい」
投稿だけで集客できる仕組みを整えたいのに、運用ノウハウが確立されず、時間だけが浪費されていくという方は多いでしょう。
一方で、工数を削減しつつ誰でも投稿を伸ばすことができる手段があるのも事実です。
実際に、私たちは独自のAIツールによる
- リール台本
- フィード投稿の文言
- キャプション
- コメント返信
の自動生成に成功しています。
実際に導入したアカウントでは、
- リール投稿の作成時間を”90%カット”
- 1投稿目から”10万回再生”
を達成してきました。
▼運用を効率化する投稿作成AIの無料資料配布は下の画像から▼
事前準備:ビジネスアカウントに切り替える
「インサイト」という項目からリーチ数を把握できますが、ビジネスアカウントでないとインサイトを見ることができません。
ビジネスアカウントへの切り替えはプロフィール画面から可能で、誰でも無料で利用できます。
ビジネスアカウントから個人アカウントに戻す場合、インサイトはオフになり削除されるので注意しましょう。
①フィード投稿のリーチを確認する
それぞれの投稿ごとに確認する手順です。
- リーチを確認したいフィード投稿から「インサイトを表示」を選択
- エンゲージ数がマークで表示されます。
さらに下にスクロールすると、それぞれの項目の詳細が確認できます。
②アカウント全体のリーチを確認する
- プロフィール右上の三本線を選択する
- インサイトを選択する
インサイトページからアカウント全体のインサイトが把握できます。
抽出する期間は以下から選べます。
- 過去7日間
- 過去14日間
- 過去30日間
- 前月
- 過去90日間
さらに、カレンダーの日付をタップしても抽出の期間を選択できます。
リーチ数を確認・分析して増やすべき理由
リーチ数(投稿を見てくれたユーザー人数)を、今後フォロワーに取り込むことができればエンゲージメントなどの指標の増加が見込めます。
フォロワー外のユーザーは発見タブから流入し投稿を見ていることが多いです。
その発見タブはインスタの仕組みにより、興味を持ちそうな投稿がユーザーに向けて表示されているため、フォロワーになる可能性を十分持っているのです。
またリーチ数は、フォロワー内での評価を判断する材料のひとつとなります。
リーチ数が多ければフォロワー内での満足度が高いことが読み取れますし、反対にリーチ数が少ない投稿はフォロワーの中でも興味や関心が薄いことが考えられるでしょう。
アカウントを活用して目標達成をしたい場合、分析をしていく面でもリーチ数を増やす活動は必須になるのです。
リーチ数が伸び悩む・減ってしまう4つの原因
リーチ数が減ってしまう、または伸びにくい原因は主に以下の4つがあげられます。
- 投稿数・投稿頻度が少ない
- 投稿に統一感が無い
- ハッシュタグが活用できていない
- アクティブユーザーが少ない時間に投稿している
ここでは4つの項目について、さらに深掘りして解説していきます。
1.投稿数・投稿頻度が少ない
そもそも投稿数が少なければリーチに繋がるチャンスも少なくなります。
まずは分母を増やし、リーチ数やエンゲージメント数など分析するための材料を揃えましょう。
しかし分母を増やしたいからと言って、質の低い投稿は良くありませんので、ユーザー目線の投稿を心がけてください。
2.投稿に統一感がない
アカウントに統一感が無ければユーザーに興味を持ってもらうのは難しく、拡散にも繋がりにくいです。
順を追って理由を解説します。
まず、一般的なユーザーは以下の順でアクションします。
- 気になった投稿を見る
- さらに気になればプロフィールページに遷移する
- 興味を持ったら他の投稿も見てくれる
- フォローするかどうかを決める
投稿のクオリティやユーザーの興味で、プロフィールに遷移するかが左右されるのです。
興味がありそうなユーザーに表示するためには、ハッシュタグの活用も必須となります。
その後フォローに関わるのがプロフィールページで、これまでの投稿がまとめて表示されます。
プロフィールページで統一感が出ているとユーザーの期待に応えることができ、フォローに繋がる可能性がアップしますよ。
反対に統一感がない場合は、「最初に見た投稿だけ良かった」という残念な印象を与えかねません。
統一感を出すためにできることは、投稿するジャンルを統一することです。
投稿する画像のテイストを合わせて同じ色調で編集したり、文字入れをする場合はフォントを合わせたりと、雰囲気が統一されるようにしましょう。。
複数枚の写真を投稿する場合も最初の1枚目の雰囲気を合わせると、プロフィールページで見たときに全ての写真が統一されていて、きれいな見栄えになりますよ。
3.ハッシュタグを活用できていない
ハッシュタグには投稿内容を認知してもらう大事な役割があります。
興味を持ってくれそうなユーザーの発見タブに表示されるために、投稿の内容をハッシュタグで知らせるのです。
投稿内容と異なるハッシュタグでは興味を持ってくれそうなユーザーに届かず、リーチは伸びにくいでしょう。
投稿ジャンルはどのようなものか、どんな人に届けたいのかをハッシュタグを使い投稿しアカウントを知ってもらいましょう。
4.アクティブユーザーが少ない時間に投稿している
ユーザーが動いていない時間に投稿してしまうと、反応を得る前に埋もれてしまう可能性があります。
ターゲットとするユーザーによって変わるので、必ず夜中ということではありません。
見てほしいユーザーの活動時間を狙って投稿しましょう。
アクティブユーザーの活動時間帯は、「インサイト」から「合計フォロワー」を選択すると確認することができます。
リーチ数を増やす7つの方法
リーチ数を増やす方法は以下の7つです。
- 投稿数・頻度を増やす
- ハッシュタグを有効活用する
- ストーリーで投稿をリポストする
- 投稿時間を意識する
- メンションやコメントなどフォロワーと交流する
- 発見タブに掲載されやすい投稿をする
- 投稿の分析・改善を繰り返す
ここでは上記の項目をひとつずつ解説します。
インスタ運用で重視されているのが”フォロワーコミュニケーション”
そのフォロワーとのコミュニケーションができる数少ない機能が”DM”です。
- DM数が1日に数件から”50件”に急増
- DMの自動化で、インスタ業務の圧縮に成功
- 自動化したDMによるクーポン配布で通常の7倍の閲覧数を達成
上記のような効果を導入するだけで実現するistepを取り入れてみませんか?
導入後、簡単な設定だけでインスタ運用の成果を上げられるツールです。
▼アカウントを成長させるDM活用の資料配布は下の画像から▼
1.投稿数・頻度を増やす
まずは投稿数を増やしましょう。投稿数や頻度が増えれば、リーチ数も増えていきます。
ある程度の投稿数になってくると、リーチ数の違いによって伸びる投稿と伸びない投稿の差が出てくることにも気づきます。
できれば毎日、最低でも3日に1回は投稿できるといいですね。
頻繁な投稿はアクティブなアカウントとして認識してもらえるようになります。
2.ハッシュタグを有効活用する
投稿内容をインスタ側に認知してもらう目的があるので、ハッシュタグの活用は必須です。
設定したハッシュタグで選別され、興味を持ちそうなユーザーの発見タブに表示される仕組みなので、投稿内容と関連のあるものを設定することが重要です。
数はフィード投稿で最大30個、ストーリーズで最大10個設定できますが、インスタの公式サイトによると最適な数は最大5個と発表されています。
ハッシュタグが多すぎると認知が複雑になり、発見タブへ表示されにくくなってしまうことも考えられますので控えましょう。
ちなみに、文章の下にまとめてハッシュタグをつける方法もありますが、文章の中に分散させるとハッシュタグが強調されて目に止まりやすくなりますよ。
3.ストーリーで投稿をリポストする
新規投稿をストーリーズでリポストすることで宣伝効果をもたらします。
まず前提として、フィード投稿は親密度の高いフォロワーに優先して表示され、次に低いフォロワーに表示される仕組みです。
ストーリーズにリポストすることで親密度の低いフォロワーの目にも止まり、リーチ数の増加に繋がったり、親密度の高いフォロワーからはより早いリアクションを得ることができたりするでしょう。
ストーリーズをメインに見ているユーザーにも投稿内容を伝えることができるので、リポストすることも重要な作業のひとつとなります。
リポストの仕方はとても簡単で、以下の手順でできます。
- 投稿したフィードから紙飛行機のマークを選ぶ
- 「ストリーズにリール動画を追加」を選ぶ
- ストーリーズの画面にもハッシュタグをつけてシェアを選択
ストーリーズは24時間で消えるので、定期的にリポストするのも有効的です。
4.投稿時間を意識する
投稿時間は、ターゲットにしているユーザーの活動時間を狙うのがポイントです。
ターゲットとするユーザーが活動していない時間に投稿をしても、アクションが少ないまま埋もれてしまうこともあります。
インサイト機能の合計フォロワー数から、フォロワーのアクティブ時間を確認することができるので、ぜひ参考にしましょう。
しかしアクティブ時間の詳細確認は、100人以上のフォロワーがいる場合に可能になるので注意してください。
5.メンションやコメントなどフォロワーと交流する
フォロワーとの交流により、フォロワーのフォロワーも投稿を見てくれる可能性が高まりリーチ数が増えることが考えられます。
互いにメンションやコメントなどを行うことでアカウントの評価の向上を狙えるので、おすすめに上がりやすくリーチ向上が期待できるようになります。
6.発見タブに掲載されやすい投稿をする
発見タブとは「おすすめ」のようなもので、検索窓やトピックチャンネルがあるページです。
発見タブに露出しやすい投稿の基準は「ユーザーがフォローしている人や『いいね』した投稿などに基づいて自動的に選ばれている」という点です。
フォロワーからのエンゲージメントが重要ということがわかりますよね。
ユーザーとアカウントの繋がりの深さを「親密度」といい、過去の投稿に対してリアクションしてくれたり、よく見てくれてたりするユーザーは親密度が高いと言われます。
この「親密度」が発見タブに露出する流れに関わるのですが、以下の流れをたどります。
- 親密度の高いフォロワーに表示される
- 親密度の低いフォロワーに表示される
- 発見タブへの露出
それぞれのフェーズにおいて、ユーザーからのエンゲージメントが高くなければ拡散されていかないのです。
このことから、まずは親密度の高いフォロワーさんに「いいね」やコメント、シェアなどしてもらえるような投稿を意識する必要があります。
7.投稿の分析・改善を繰り返す
過去の投稿を振り返るとどの投稿にリーチ数やエンゲージメント数が多かったのか、反対に少なかったのか見えるようになるでしょう。
その差を分析して結果をもとに改善を繰り返すことでリーチ数の伸びに繋がります。
インスタの運用においては「仮説、検証、改善」の繰り返しが大切になりますので、めげずに取り組んでください。
インスタのリーチについてよくある質問
インスタのリーチについてよくある質問をまとめました。
リーチ数が急に減ってしまった場合はどうしたらいい?
極端に減ってしまった場合は、シャドウバンの可能性が考えられるでしょう。
インスタのシャドウバンはアカウント凍結の一歩手前と言われており、ハッシュタグの検索から除外されたり、「いいね」やフォロワーが増えないなどの現象が起きます。
非公開アカウントもリーチ数にカウントされる?
非公開のアカウントもリーチ数のカウント対象になります。
アカウントの投稿を見ることができるユーザーは、カウントの対象になるので公開でも非公開でも関係ないでしょう。
リーチ数に上限はありますか?
リーチ数に上限はないためカウントし続けます。もしカウントが止まってしまった場合は、インスタの不具合の可能性もあります。
まとめ
リーチはインスタの運用に重要な数値であることがわかりました。
フォロワーを増やすためには、まずはリーチ数を増やすとこから始めましょう。今回の記事をまとめると以下のようになります。
- リーチとは投稿を見たアカウントの人数を指し、同じアカウントが何回見てもカウント1となる
- リーチ数はフィード投稿ごととアカウント全体の2種類で確認できる
- リーチを確認するにはビジネスアカウントであることが前提となる
- 投稿頻度や投稿時間の分析、投稿内容の統一やハッシュタグなどリーチ数を伸ばすためにできることが多くある
- フォロワーが満足してくれる投稿を意識することで発見タブへの露出が見込める
- リーチ数を伸ばすために、投稿後は分析と改善を繰り返すことが重要
- リーチ数が急に減ってしまった場合はシャドウバンが考えられる
分析と改善を行いながら投稿を続けて、リーチを伸ばしていきましょう。
Marke Insightに無料相談をする
SNS・広告の運用は「Marke Insight」にお任せください!
法人を中心に、SNSの運用や各種広告の運用などwebマーケティングを包括的にサポートしているため、御社のお悩みに対しても事例に基づき最適なご提案をいたします。
下記のようなお悩みがある場合はお気軽にご相談ください。
- 自社での運用に限界が見えてきて、プロにお願いしたい
- 運用代行を頼みたいと考えているが、どの会社がいいか比較検討したい
貴社のご状況に合わせて、調整させていただきますので、ぜひお気軽に下記フォームよりお申し込みください。