【2023年最新】YouTubeの収益化条件が緩和|変更後の条件や申請のやり方、審査落ちの対処法を解説

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【2023年最新】YouTubeの収益化条件が緩和|変更後の条件や申請のやり方、審査落ちの対処法を解説

YouTubeの収益化条件について、こんな悩みはありませんか?

「最新版の収益化条件が知りたい…」

「収益化の申請方法ってどうやるの?」

「収益審査に落ちたときの解決策が分からない」

YouTubeは6月13日、収益化条件の緩和が発表を発表しました。

具体的には、チャンネル登録者の条件が1,000人から500人に変更されたりと、YouTube運営者や運用を検討している人にとっては朗報だったのではないでしょうか。

しかし、誤解してはいけないのが

「広告収益の収益化条件は従来通り」

という点です。

広告収益は、従来通りチャンネル登録者1,000人に到達しないと受け取りが不可能となっております。

また、緩和された収益条件の日本での適用時期は未定になっている点にも注意が必要です。

そこで本記事では、収益化条件の緩和後の変更点や、YouTubeの広告収益以外で収益を得る方法、収益化審査に落ちたときの見直すべきポイントについて解説します。

執筆は、YouTubeショート動画を活用しチャンネル登録者数を3ヶ月で5万人UPさせたMarkeInsight編集部が担当しています。

収益化について正しく理解し、効果的なYouTube運用をしたい方はぜひ最後までご覧ください。

目次

YouTube収益化条件が緩和!変更後と変更前の違いを解説

広告収益を得ることを目的として、YouTubeを運営している方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回の収益化条件の緩和によって誤解しないでいただきたいのが、

広告収益を得るためには、緩和された収益化条件を満たすだけでは不可能

ということです。

ほとんどのサイトでは「収益化条件が緩和された」と報じられていますが、厳密には「収益化条件が2段階式になった」と思っていただいたほうが理解がしやすいと思います。

まずは、従来の収益化条件と、条件達成後に利用できる収益化方法を見てみましょう。

収益化条件
必須チャンネル登録者数1,000人以上
どちらか選択総再生時間 ※1(過去12ヶ月間)4,000時間以上
視聴回数 ※2(過去90日間)1,000万回
利用可能な収益化方法
広告収益
YouTubePremierの収益
Super ChatSuper Stickers
Super Thanks
ショピング
チャンネルメンバーシップ

※1 「総再生時間」のカウント対象は”通常動画”のみ

※2 「視聴回数」のカウント対象は”ショート動画”のみ

従来の収益化条件では、チャンネル登録者1,000人を満たし、総再生時間4,000時間 or 視聴回数1,000万回のどちらかを達成することで、全ての収益化方法が利用可能となっていました。

そして、今回の発表で変更されたのは、「従来の収益化条件の前段階として緩和条件が追加された」という点です。(収益化条件が2段階式になりました)

それぞれの収益化条件と、達成すると利用できる収益化方法を見てみましょう。

収益化条件
フェーズ0.5(追加された緩和条件)フェーズ1.0(従来の条件)
必須チャンネル登録者数500人以上1,000人以上
動画本数(過去90日間)動画を3本以上公開
どちらか
選択
総再生時間 ※1(過去12ヶ月間)3,000時間以上4,000時間以上
視聴回数 ※2(過去90日間)300万回1,000万回
利用可能な収益化方法
広告収益
YouTubePremierの収益
Super ChatSuper Stickers
Super Thanks
ショピング
チャンネルメンバーシップ

※1 「総再生時間」のカウント対象は”通常動画”のみ

※2 「視聴回数」のカウント対象は”ショート動画”のみ

今回の発表により、新たに収益化条件フェーズ0.5が追加されました。

それぞれの条件を達成したときに利用できる収益化方法をまとめると以下の通りです。

フェーズ0.5:「広告収益」「YouTubePremierの収益」以外での収益化が可能

フェーズ1.0:「広告収益」を含む全ての収益化が可能

早い段階でショッピングやメンバーシップを利用できるようになるため、ファン化ビジネスでYouTube運用を検討されている方にとっては追い風となりそうですね。

それぞれの収益化方法の特徴については「広告収益だけじゃない!YouTubeで収益を得る方法◎選」をご覧ください。

また、緩和された収益化条件(フェーズ0.5)の日本での導入スケジュールは未定であるということには注意が必要です。

アメリカ、イギリス、カナダ、台湾、韓国から適用が開始されるため、日本での導入については続報を待ちましょう。

そのため、しばらくは従来通りの収益化条件(フェーズ1.0のみ)での運用となりそうですね。

進展があればMarkeInsightでも取り上げさせていただきます。

広告収益だけじゃない!YouTubeで収益を得る方法7選

広告収益

広告収益とは、動画の再生回数に応じた報酬がクリエイターに支払われるシステムです。

広告主がYouTubeに掲載料を支払い、その一部をYouTubeが報酬としてクリエイターに支払いをする流れになっています。

また、動画の種類別の再生単価(1再生あたりの報酬)はこちらの通りです。

▢再生単価

通常動画:0.1円〜1円前後

ショート動画:0.005円~0.01円前後

▢100万再生された場合

通常動画;10万円〜100万円

ショート動画:5,000円〜1万円

通常動画とショート動画には、それぞれの良さがあるので使い分けて運用するのがオススメです。

ショート動画の収益や、メリットについてはこちらの記事で詳しく解説しております。

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YouTube Premierの収益

YouTube Premierとは、月額制の有料メンバーサービスのことで、オフライン再生やバックグラウンド再生が可能になります。

YouTube Premierの収益は、YouTube Premierで得た利益をYouTubeがクリエイターへ分配することで発生します。

そして、再生回数(オフライン再生やバックグラウンド再生含む)に応じて、報酬額が増えるシステムになっているようです。

YouTube Premium に登録すると広告が表示されなくなるため、皆様からいただく月額料金をクリエイターに分配しています。しかも、動画の視聴回数が多ければ、その動画のクリエイターに分配される金額も大きくなります。

引用元:YouTubeヘルプ

具体的な報酬額は公表されていないため不明ですが、オフライン再生やバックグラウンド再生を意識した動画作りが収益最大化のカギとなりそうですね。

Super Chat(スーパーチャット)/ Super Stickers(スーパーステッカー)/ Super Thanks(スーパーサンクス):通称「投げ銭」

スーパーチャットとスーパーステッカーとは、視聴者がクリエイターのライブ配信で特別なチャットを送ることができるサービスです。

画像の赤いものがスーパーチャットで、緑のものがスーパーステッカーですね。

引用元:YouTube公式チャンネル

一方で、スーパーサンクスとは、視聴者がクリエイターの動画に特別なコメントを送ることができるサービスです。

引用元:YouTube公式チャンネル

3つとも似ているサービスですが、それぞれの違いは送れる場所と金額にあります。

スーパーチャット / スーパーステッカースーパーサンクス
送れる場所ライブ配信投稿済みの動画
送れる金額100円〜50,000円200円〜6,100円
収益分配率約70%

また、収益分配率については同様で、視聴者から支払われた金額の約70%がクリエイターへ分配される仕組みになっています。

Google によって確認された Super Chat と Super Stickers の収益の 70% がクリエイターに支払われます。70% は、収益の総額から地方消費税や App Store の手数料(iOS の場合)を差し引いた額から計算されます。現在、取引コスト(クレジット カード手数料を含む)は YouTube が負担しています。

引用元:YouTubeヘルプ

ショピング

ショッピング機能とは、自身のブランド商品をYouTube上で宣伝することができるサービスです。

この機能を利用することで、宣伝したい商品を動画に表示させることができます。

引用元:YouTube公式チャンネル

利用するためには特定のECプラットフォームと連携する必要があり、日本では特に以下の2つが人気となっています。

  • Shopify
  • SUZURI

チャンネルメンバーシップ

チャンネルメンバーシップとは、視聴者が月額料金を支払いメンバーとなることで、チャンネルの限定コンテンツを獲得できるサービスです。

メンバーシップの価格は、90円〜60,000円で設定できます。

限定コンテンツには、特別な動画が視聴できたり、メンバー限定の絵文字を獲得できたりと様々な種類があります。

しかし、以下のようなものをメンバーシップの特典として設定することは、YouTubeのポリシー違反となるためご注意ください、

  • YouTube 上のコンテンツ(音楽を含む)のダウンロード
  • 1 対 1 の面会
  • 一部のメンバーが無差別に選ばれるもの。これには次のような特典などが含まれます。
    • コンテスト
    • 宝くじ
    • 懸賞
  • 子どもを対象に宣伝している特典、子どもを引き付ける特典、子どもに不適切とみなされる特典
  • チャンネルのメンバーになるよう親に頼むことを子どもに促す特典

引用元:YouTubeヘルプ

最速でYouTube収益化を達成するためのテクニック

YouTubeの収益を受け取る手順|3STEP

STEP1:審査申し込み

YouTube Studioの「収益化」タブから「申し込む」ボタンを押しましょう。

ボタンは収益化条件をクリアしていないと表示されないため、注意が必要です。

収益化条件は以下の通りとなっております。

収益化条件
必須チャンネル登録者数1,000人以上
どちらか選択総再生時間 ※1(過去12ヶ月間)4,000時間以上
視聴回数 ※2(過去90日間)1,000万回

STEP2:YouTubeチャンネルの審査

審査の申込みが終わったら、あなたのYouTubeチャンネルの審査が始まります。

審査は、通常1〜2週間程度で完了しますが、時期によっては1ヶ月程度かかる場合もあります。

早い段階で収益を受け取るためにも、一発で審査に通過できるようにしたいですね。

特に審査で注目されるポイントは以下の2つです。

  • ガイドラインを遵守しているか
  • コンテキストが正しいか

YouTubeでは、広告掲載に適さないトピックとして、以下をガイドラインで明記しています。

引用元:YouTubeヘルプ

もし、心当たりがある場合はガイドラインをよく読み、該当している場合は修正するようにしましょう。

また、コンテキストの重要性については、公式でこのように明記されております。

最も重要な原則はコンテキストです。 つまり、動画を投稿する目的が情報の伝達や教育にあるのか、もしくは衝撃を与えて扇動することにあるかが判断されます。たとえば、情報の伝達や教育が目的であるなら、そのような情報をタイトルやサムネイル、説明、タグに含めてください。コンテキストは、審査担当者が収益化の判断を正しく行うのに役立ちます。コンテキストがないと、審査担当者はコンテンツを正確に評価できなくなる可能性があります。

引用元:YouTubeヘルプ

つまり、動画の内容とタイトルやサムネイルなどの内容が、一致しているかどうかを判断しているということです。

タイトルやサムネイルの内容と動画の内容がかけ離れている動画が多い場合、審査に引っかかる要因となる可能性があります。

STEP3:Google Adsenseの審査申し込み

YouTubeで発生した収益は、Google Adsenseを経由して支払われる仕組みになっています。

YouTube Studio内の「Google Adsenseに申し込む」ボタンからアカウント作成を開始しましょう。

アカウントの作成が完了したら、住所確認のピンコードが2〜4週間程度で到着します。

ピンコードを入力することで、本人確認が完了し収益を受け取る準備が整いました。

YouTubeの収益化審査に落ちたら|対処法を解説

収益化審査で重要視されているのは以下の2点です。

  • ガイドラインを遵守しているか
  • コンテキストが正しいか

ガイドラインとコンテキストについては、「YouTubeチャンネルの審査」をご覧ください。

こちらが遵守されていないと思われる動画がある場合は、その動画を削除して再審査に望むのが正しい対処法です。

せっかく作った動画を削除するのはとてももったいない気もします。

しかし、審査に通らない原因の動画がチャンネルに残っている状態では、何回申請しても収益化審査を通過することはありません。

審査には1ヶ月ほどかかる場合もあるので、時間を無駄にしないためにも動画の見直しを行いましょう。

また、動画を削除することにより、収益化条件である総再生時間や視聴回数を下回ってしまう可能性があることにも留意してください。

よくある質問

1再生あたりの収益はいくら?

動画の種類とジャンルによって変動はありますが、大体は以下の通りです。

▢再生単価

通常動画:0.1円〜1円前後

ショート動画:0.005円~0.01円前後

▢100万再生された場合

通常動画;10万円〜100万円

ショート動画:5,000円〜1万円

通常動画とショート動画には、それぞれの良さがあるので目的により使い分けることがベストですね。

ショート動画の収益や、メリットについてはこちらの記事で詳しく解説しております。

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まとめ

YouTubeの収益化条件について解説しました。

  • 収益化条件は緩和されたのではなく2段階式になった
  • 日本での新しい収益化条件の適用時期は未定
  • 収益化審査を通過するためには、ガイドライン遵守とコンテキストの正しさが重要
  • 収益化審査に落ちた場合は、原因となる動画を削除して再申請するのがベスト

新しい収益化条件の発表により、ますますYouTubeの可能性が広がっていきそうですね。

ガイドラインを遵守した健全なYouTube運営を心がけていきましょう。

新情報があれば、MarkeInsightでも取り上げて参ります。

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この記事を書いた人

SNSマーケティングを中心にマーケの最新ノウハウをお届けするMarke Insight編集部です。YouTube~万人、TikTok~万人、Instagram~万人、ブログPV累計210万の実績から実践的かつ最新の情報をお届けします。

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