【TikTok公式マーク】条件/取得基準/申請方法を解説!

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TikTokの運営をしていると、公式マークがついたらもっと伸びるのではないかと思うことがあるでしょう。

しかし公式マークについては、以下のように知らないことも多いのではないでしょうか?

  • どのような意味があるのか
  • どのようなメリットを得られるのか
  • 公式マークをつけるにはどのような方法があるのか

公式マークについて知らずに運営をしていると、公式マークの取得から遠ざかってしまう可能性があります。

TikTokの公式マークを理解して運用できるよう、公式マークの意味やメリットや取得方法などについて分かりやすく解説します。

公式マークについて知りたい方はぜひご覧ください。

目次

TikTokの公式マークとは?誰でももらえるものではない!

公式マークは認証バッジとも呼ばれており、アカウント名の隣に青いチェックマークで表示されています。

そのアカウントが本人のものであることを証明できるほか、TikTok側からの信頼性が公式マークによってわかるなどのメリットもあります。

公式マークは、TikTokの運営側がアカウントを選び付与しているので、誰でももらえるものではありません

TikTokの公式マークを付ける方法

公式マークは運営側がアカウントを選び付与しているので、ユーザー側から申請することはできません。

しかし、公式マークがついているアカウントには以下のような共通点が見受けられます。

  • 芸能人や著名人
  • 企業とのタイアップの実績を持ち、ファンの多いインフルエンサー
  • 企業が運営している公式アカウント

フォロワー数が多い芸能人やインフルエンサーに公式マークがついている傾向があるようです。

公式マークを付けるには、TikTok運営側から認知してもらうことが必要になって来るでしょう。

TikTokの公式マークの例

公式マークがついた人気のインフルエンサーを紹介します。

【景井ひな】

「みんなが帰って一息つく時に、クスッと笑えて楽しめるコンテンツ」をテーマとした動画を投稿している方です。 

海外で流行っている音源を取り入れているため、海外からのコメントも多くあります。

海外発の人気音源をトレンドとして生み出しているので、バズ動画のヒントを得られるでしょう。

【長崎バイオパーク】

「動物の世界にお客様がお邪魔するスタイルの動物園」というコンセプトになっている、動物がメインの企業アカウントです。

実際にはなかなか見られない、近距離からの動物の様子などを発信しておりTikTokならではのコンテンツをユーザーに届けられています。

【大京警備保障】

企業の公式アカウントです。社長、課長、部長などの真面目なイメージのある役職の方々が自ら踊ったダンス動画を投稿しています。

アットホームな雰囲気を感じる動画などにより、会社のイメージが向上し、人気アカウントのひとつになりました。

TikTokの公式マーク取得で得られる4つのメリット

公式マークをつけることで得られるメリットは4つあります。

  • アカウントや動画の信頼性が高まる
  • 企業案件の獲得につながりやすくなる
  • おすすめに表示されやすくなる
  • なりすまし対策になる

具体的なメリットについて、次の項目から詳しく解説していきます。

アカウントや動画の信頼性が高まる

公式マークがつくことで、たくさんのファンがいることを示せたり「このアカウントは安全」というお墨付きをもらっているような状態になったりと、信頼性を提示することができます。

公式マークは一定の条件をクリアしないと取得できませんが、その条件をクリアしていることが一目でわかるのです。もちろん偽装はできません。

特に、キャンペーンやサービスを提供する機会の多い企業アカウントは信頼性が重要です。

信頼性が高まれば情報がスムーズに伝わったり、フォロワーの増加につながったりとメリットを得ることができるでしょう。

案件の獲得につながりやすくなる

個人のアカウントにおいて、公式マークによる信頼性や安心感は案件の獲得にもつながります。

企業側が案件を依頼するときや、インフルエンサーが企業やコラボの相手を選ぶときに公式マークがあるだけで信頼感は違います

公式マークのある企業アカウントにおいては、キャンペーン参加率や受注率の増加につながる可能性もあります。

おすすめに表示されやすくなる

公式マークがあることでTikTokに「信頼性のあるコンテンツ」と認識されるので、おすすめや検索結果の上位に表示されやすくなります。

おすすめの表示が増えるなど、ユーザーの目に触れるタイミングが多くなれば再生回数も伸び、フォロワーの増加にもつながるでしょう。

なりすまし対策になる

公式マークの偽装はできないため、なりすましを見分ける目印になります。

企業や有名なインフルエンサーの名前をかたる悪質なアカウントが出現しても、公式マークのおかげで本物であることを証明できます。

悪質なアカウントと区別をつけることができるので、ユーザーや自分のアカウントの安全を守ることにもつながり、安心して投稿を見てもらえるでしょう。

TikTokの公式マークを取得する条件

公式マークを発行するための明確な基準は発表されていませんが、TikTokクリエイターに向けた情報には以下のような記載があります。

  • 質の高いコンテンツを発信していること
  • 安心で健全なアカウントであること

この基準に沿った動画を作ることがポイントになります。では、具体的にどのような内容で運用していけば良いのかについて解説します。

TikTokで公式マーク取得するため5つのポイント

公式マークを得るためには以下の5つのポイントがあります。

  • 定期的な運用を心がける
  • エンゲージメントを高める
  • 動画のクオリティを高める
  • ホームページなどの情報を掲載する
  • ユーザーとの積極的なコミュニケーション

難しい用語が並んでいるように見えますが心配ありません。ひとつずつわかりやすく解説していきましょう。

定期的な運用を心がける

アカウントが頻繁に活動しているかという点です。

更新する期間が長く空いてしまうとユーザーの関心が離れてしまい、アクセス数や再生回数が減ってしまうことがあります。

稼働が減少することで、人気のあるアカウントとしての評価を得ることが難しくなります。

まずは定期的にコンテンツを発信し、積極的に活動しているということを認識してもらいましょう。

エンゲージメントを高める

エンゲージメントとは、投稿した動画に対して何かしらの感情が誘発されたときに起こされるアクションのことです。

「コメント」や「いいね」なども含まれ、エンゲージメントが多いコンテンツはTikTok側にいいコンテンツであると判断されやすいのです。

TikTokのアルゴリズムに判断されやすいエンゲージメント数なども公式マーク獲得のポイントになります。

動画のクオリティを高める

質の高いコンテンツを発信するよう心がけることも重要です。

質の高いコンテンツとは、上記で解説した「エンゲージメントの高い動画」や「視聴維持率」「視聴完了率」「総再生時間」などの指標が良い動画のことを指します。

動画のクオリティを上げるためには具体的には以下のようなことに気をつけてみましょう。

  • 開始すぐに離脱されない工夫(ビフォーアフターやドッキリなど)
  • 動きのあるBGMなどを使い目と耳どちらでも楽しめる動画を作る
  • 動画をシリーズ化して、次も見たいと思うような動画を作る

質の高い動画を投稿し続けることで、ユーザーからの高い評価を得られますし自身のアカウントの成長に繋げることができます。

ホームページなどの情報を掲載する

プロフィール欄にホームページなどのURLリンクを追加することで、公式なアカウントであることをアピールできます。

ただしプロフィールに情報を掲載するためには、1,000人以上のフォロワーが必要になりますので注意してください。

ホームページのURLリンクを追加したら、公式ホームページの方にもTikTokのアカウントリンクを掲載しましょう。相互で誘導できるようになります。

ただし、外部に誘導をしすぎるとマイナス評価になる可能性がありますので、あくまでTikTokがメインになるように利用しましょう。

ユーザーとの積極的なコミュニケーション

コメントへの返信やライブ配信などでユーザーと積極的にコミュニケーションを取りましょう。

そうすることで、信頼関係を築いたりフォロワーとの距離感を縮めることができたりします。

結果的には、以下のように再生回数や認知の増加に働きかけます。

  • 投稿を毎回見てもらえる
  • リンクコピーやシェアなどで他のユーザーにも勧めてもらえる

さらに積極的にユーザーとコミュニケーションを取ることで、アルゴリズム的にも評価を受けやすくなります。

ライブ配信はTikTokで数少ない、フォロワーとの距離を縮められる場所です。積極的に活用することでファンになってもらいやすく、動画を最後まで視聴してもらいやすくなったり「いいね」の数が増える可能性が上がります。TikTokライブについては以下の記事で解説していますので、ぜひ確認しておきましょう。

TikTokの公式マーク取得のために気を付けるべき2つのこと

公式マーク取得のために注意すべき点は以下の2つです。

  • ガイドライン違反
  • 攻撃的なコンテンツの発信

ご覧の通り、安心で健全なアカウントとは真逆の行為です。

例えばどのようなことなのか詳しく解説します。

ガイドライン違反

ガイドラインの違反は言語道断です。誤解を招くような情報の発信や、著作権、商標、知的財産権などを侵害するような投稿は、質の高いコンテンツとは言えないばかりか、場合によっては訴訟問題になります。

当然、TikTokから公式マークをもらうことはできなくなるでしょう。

例えば以下のような内容がガイドライン違反となります。

  • 危険な行為とチャレンジ(事故を誘発するなど)
  • いじめとハラスメント(虐待や嫌がらせなど)
  • ヘイトによる振る舞い(差別発言など)
  • 著作権および商標権侵害(盗作など)

投稿段階では、ガイドラインを遵守していると思っていてもうっかり違反してしまうケースは意外と散見されます、そのため、投稿前にガイドラインを守れているか確認しましょう。

また、意図せず違反してしまい、警告が来てしまった際は以下の記事を参考にしてみてください。

攻撃的なコンテンツの発信

炎上商法と言われているコンテンツです。

攻撃的な内容は動画の削除やアカウントの凍結につながる場合も大いにあります。

マイナスな投稿で注目を集めたところで、公式マークにはつながりませんので注意しましょう。

TikTokの公式マークに関してよくある質問

公式マークに関してのよくある質問をまとめました。困ったときの参考にしてください。

公式マークの取得に必要なフォロワー数はある?

必要なフォロワー数は明確になっていませんが、フォロワー数や再生回数が多い方が有利であると見られています。アカウントの規模が大きいほどいいでしょう。

TikTok公式マークのクリエイターだけをみたい

今のところ、公式マークが付いているクリエイターだけを表示する方法はありません。公式マークが付いているかどうか、アカウントごとに見分ける必要があります。

公式マークは個人よりも企業の方が取得しやすいって本当?

企業の方が取得しやすいというようなことはありません。

あくまでもTikTok側が、健全な運営者であるか、良質なコンテンツを作っているかなどの点から判断しているので個人か企業かは関係ないでしょう。

TikTokの公式マークを真似することはできる?

絵文字等で真似することはできません。

真似ができてしまうと偽装の増加が考えられるため、公式マークは公式マークでしか表現できないようになっています。

偽物の公式マークを付けているアカウントはある?

偽物の公式マークを付けているアカウントはありません。

しかし、動画の編集で公式マークがあるかのように見せかけているユーザーもいます。

アカウントのプロフィールなどを見れば一目でわかるようになっているので、騙されないように注意してください。

まとめ

公式マークは申請方式ではありませんが、取得するためにできることは多くあります。

  • 公式マークは運営側が選定して付与する
  • 現在は企業、芸能人やインフルエンサーなどフォロワー数の多いアカウントについている
  • 公式マークの偽造は不可能でプロフィールを見ればすぐにわかるようになっている
  • 公式マークで得られるメリットは、信頼性が高まることやなりすまし対策、おすすめに表示されやすくなることがある
  • 取得できる条件は明確にはなっていないが、質の高いコンテンツを発信していること、安心で健全なアカウントであることが挙げられる
  • 質の高いコンテンツには、定期的な更新やエンゲージメント数が高いこと、総再生時間の長さなども含まれる
  • 公式マーク取得で注意する点は、ガイドラインの違反と攻撃的なコンテンツの発信である

多くの視聴者に、安心して見てもらえるようなコンテンツを発信し続けてみましょう。

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この記事を書いた人

SNSマーケティングを中心にマーケの最新ノウハウをお届けするMarke Insight編集部です。YouTube~万人、TikTok~万人、Instagram~万人、ブログPV累計210万の実績から実践的かつ最新の情報をお届けします。

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