TikTok「ストーリー」の機能と使い方を詳しく解説!

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TikTokの「ストーリー機能」(正式名称は「ストーリーズ」)を使いこなしたいけど、機能や使い方がいまいち分からずに悩んでいませんか?

  • TikTokのストーリーがどんな機能なのかよく分からない
  • ストーリーを使いこなせずに苦労している
  • ストーリーではどんなことができるの?

など、疑問や悩みはさまざまあると思います。

そこで、この記事ではTikTokのストーリー機能や使い方、メリットなどをご紹介します。

最後まで読み進めれば、ストーリー機能を使いこなせるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

TikTok の新機能「ストーリー」とは

TikTokに2022年3月、新機能の「ストーリー」が追加されました。

ストーリーとは、Instagramでおなじみの「ストーリーズ」と同じく、ショート動画を24時間限定で投稿できる機能です。

24時間限定の投稿という特徴から、手軽に動画を載せたい場合やフォロワーに向けて発信したい場合などによく利用されています。

通常の動画とは異なり、拡散されていくような仕組みではないので、プライベートな内容をメインに投稿しているユーザーも多いです。

TikTok ストーリーの機能5選

ストーリーは便利機能やオリジナリティを出せる機能などが充実しているので、さまざまな設定ができます。

手軽に加工や編集ができ、簡単に投稿もできるので使い勝手も良いです。

ここからは、ストーリーの機能を5つご紹介します。

  1. カメラ機能
  2. 楽曲編集機能
  3. 各種撮影機能
  4. クイック機能
  5. フォトモーション機能5選

これらの機能について理解しておくと、オリジナリティの高いストーリーが簡単に作れるので、使用する際の参考にしてみてください!

①カメラ機能

カメラ機能とは、あらかじめ動画の尺を決めて撮影ができる機能のことです。

スタートボタンを押すと撮影が始まり、指定した時間が経つと自動的に撮影が終了します。

離れた位置にスマホを置いて撮影する場合などに便利な機能です。

カメラ機能で設定できる時間は下記の3種類です。

  • 15秒撮影モード
  • 1分撮影モード
  • 3分撮影モード

また、コマ撮り機能もあるので制作できる動画の幅が広がるほか、手の込んだクオリティの高い動画をTikTokだけで作ることができます。

②楽曲編集機能

通常の投稿と同様に、ストーリーでも楽曲をBGMとして使用できるだけでなく、編集もおこなえるのが動画編集機能の特徴です。

楽曲編集は、曲の長さを調節できるだけでなく、使いたい部分を動画に合わせて設定できるので、動画と曲の一体感を高めることができます。

  1. ストーリーの画面上部に表示される「楽曲を選ぶ」を選択する
  2. 楽曲を選択する
  3. 曲の使用したい範囲を選択する

使い方も上記の3ステップだけなので、非常に簡単です。

楽曲を使用することで、ユーザーの気を引くことができるので、視聴時間を伸ばせるメリットもあります。

③各種撮影機能

ストーリーには、下記のような5つの撮影機能があります。

  1. 変速モード
  2. カウントダウン
  3. 各種フィルター
  4. エフェクト機能
  5. メイク

「変速モード」

変速モードは、動画の速度を調整できる機能です。

0.3倍、0.5倍、1倍、2倍、3倍と5種類の中から動画に合った速度を選択できます。

速度を変えることで動画が特徴的になり、ユーザーの印象に残りやすくなるのがメリットです。

「カウントダウン機能」

通常、動画の撮影をするには撮影開始ボタンを押す必要がありますが、カウントダウン機能を使えばその手間が不要になります。

カウントダウン設定は3秒と10秒の2種類から選択でき、動画の長さも0.1〜15秒まで0.1秒単位で細かく設定可能です。

スマホを離れた場所に置いて撮影する際に重宝する機能です。

「各種フィルター機能」

ストーリーでもフィルター機能が使用可能です。

フィルターは下記の4ジャンルに分けられれており、その中にさらに十数種類のフィルターが存在します。

  • ポートレート
  • 風景
  • グルメ
  • Vive

それぞれのジャンルに最適なフィルターがラインナップされており、40種類以上のフィルターの中から動画に合ったフィルターを選べるのも嬉しいポイントです。

「エフェクト機能」

エフェクト機能では、種類豊富なエフェクトがラインナップされています

人気のエフェクトはもちろん、季節・イベント、キャラクター、AI・ARなど幅広いジャンルのエフェクトが使用可能です。

上手く活用することで、個性的かつ独自性の高い動画が作れるので、ユーザーの目を惹けるメリットがあります。

「メイク機能」

メイク機能はフィルター機能とは別で、顔のパーツや肌の加工ができる機能です。

「美顔」と「メイク」と2種類があり、細かい調整も簡単にできます。

④クイック機能

クイック機能は撮影後、すぐにストーリーへ動画を投稿ができる機能です。

通常のカメラ機能と特徴や使い方は同じなので、難しい設定や操作などは必要ありません。

撮り直しはできませんが、一回勝負で撮影する際はクイック機能が便利です。

ただし、デメリットとしてコマ撮りが使えないので、コマ撮りで動画を撮影したい場合はカメラ機能を使いましょう。

⑤フォトモーション機能5選

下記の5種類がフォトモーション機能の一例です。

Instagramのストーリーズには実装されていないTikTokのストーリーならではの機能となっています。

  • 3Dポップアップ
  • 推し紹介
  • Before After
  • 油絵肖像画
  • Shapeshifting

「3Dポップアップ」

写真に写っている人物を3D化できる機能です。

複数の写真をアップロードすることで通常の写真から人物を3D化させることができます。

ただし、背景は分離されてしまうので注意が必要です。

「推し紹介」

お気に入りの写真でおしゃれなスライドショー動画を作れるのが押し紹介エフェクトです。

使用したい写真を5枚ピックアップするだけで推し紹介動画が完成します。

「Before After」

ビフォーアフター動画を作れるエフェクトです。

変化を強調したい場合や、変化前と変化後を対比させたい場合におすすめです。

「油彩肖像画」

人物の写真を油彩肖像画のように加工できるエフェクトです。

「Shapeshifting」

写真や動画の人物を別の人物に変えることができるエフェクトです。

TikTok ストーリーの使い方5選

ストーリーで使用できる機能をご紹介しましたが、ここからはストーリーの使い方についてご紹介します。

どれも簡単な手順だけでできるものばかりです。

これらの方法が分かれば、ストーリーを使いこなせるようになるので、ぜひここで使い方をしっかりと押さえておきましょう。

ストーリーに動画を投稿する方法

ストーリーには下記の4ステップで動画を投稿できます。

  1. プロフィール画面でアイコンの左下にある「プラスマーク」をタップする
  2. 楽曲やエフェクトなどの選択して撮影を開始する
  3. 画面中央下にある「赤いボタン」を押すと撮影開始
  4. 「赤いボタン」をもう一度押すと撮影終了
  5. 撮影後は「ストーリーに投稿」を選択すればストーリーに投稿が完了

上記のような流れで進めるだけで撮影と投稿ができます。

難しい設定などはなく、通常の動画を撮影、投稿する場合と流れは同じなので、すぐに使いこなせるようになるはずです。

また、通常の投稿画面からでも「ストーリーズ」を選択すれば、ストーリー用の動画の撮影ができるので、使いやすい方を試してみてください。

通常の動画投稿方法については以下の動画で紹介しています。投稿の際に見落としがちな注意点も詳記していますので、ぜひご覧ください。

他のユーザーのストーリーを閲覧する方法

他の人のストーリーを確認する方法は、ストーリーを確認したいユーザーのアイコンをタップするだけです。

タップ後にストーリーの画面へと切り替わります。

自分が投稿したストーリーを確認する場合も同様の方法です。

ただし、確認したいユーザーがストーリーに動画を投稿していない場合、または投稿後24時間以上経過している場合は、アイコンをタップしてもストーリーは表示されませんのでご注意ください。

ストーリーの閲覧数を確認する方法

自分のストーリーが閲覧された回数を確認する方法は、下記の2ステップです。

  1. 投稿したストーリーの画面を表示する
  2. 画面の左下に表示される数字が、そのストーリーの閲覧数

投稿したストーリーの画面に数字が表示されているので分かりやすいはずです。

複数の動画を投稿をしている場合は、動画によって閲覧数が異なっている場合もあるので、閲覧数の確認は動画ごとにおこないましょう。

また、インスタのストーリーと異なる点としては動画の閲覧数は確認できますが、誰が閲覧したかまでは確認することができないので注意してください。

投稿したストーリーを削除する方法

ストーリーに投稿した動画は以下の3ステップで削除ができます。

  1. 削除したいストーリーの動画を表示する
  2. ストーリーの画面右にあるメニュー「・・・」をタップする
  3. ゴミ箱マークの「削除」をタップする

上記の流れでストーリーに投稿した動画を削除することができます。

ただし、一度削除してしまった動画は元に戻すことができないので、動画の削除は慎重におこないましょう。

ストーリーの投稿は24時間後に消える

ストーリーに投稿した動画は、24時間経つと消えてしまうのが特徴です。

これはInstagramのストーリーズと同じ仕様です。

一時的に動画を載せたい場合には有効ですが、24時間以上載せておくことはできません。

Instagramにはハイライト機能があるので、24時間経過後もプロフィール画面に投稿した動画を残しておくことができます。

ですが、TikTokのストーリーにはハイライト機能のような動画を長期間表示しておける機能がないので注意してください。

なので、24時間以上動画を載せておきたい場合は、通常の動画投稿を使用しましょう。

TikTok ストーリーを活用するメリット3選

ストーリーの機能と使い方を理解した上で、さらに知っておきたいのがストーリーの活用方法とメリットについてです。

ここでは、TikTokのストーリーを利用するメリットを3つご紹介します。

  1. 期間限定の案内や誘導ができる
  2. ターゲットを絞った深い内容の発信ができる
  3. コアなファンを獲得できる・フォロワーをファン化できる

どれもTikTokを運用する上で重要になる集客・収益のメリットばかりです。ぜひ押さえて積極的にストーリーを活用していきましょう。

期間限定の案内や誘導ができる

ストーリーの特徴は投稿後、24時間以上経つと自然に動画が消えてしまうことです。

この特徴を活用すれば、期間限定の案内をおこなうことも可能です。

通常の動画とは違った形で、商品やサービスのPR、案内ができるのがストーリーならではのメリットです。

通常の動画と組み合わせて活用することによって、集客や収益に効果が見込めます

なので、自社コンテンツを取り扱っている企業などは、積極的なストーリーの運用が重要なポイントになります。

ターゲットを絞った深い内容の発信ができる

通常の動画は投稿後、TikTokのアルゴリズムによって拡散されていくのが特徴ですが、ストーリーは拡散される、バズるような仕組みのコンテンツではありません。

視聴層はフォロワーがメインで外部流入も少ないため、ターゲットを絞り込んだ濃く深い内容の発信や案内をしやすいメリットがあります。

外部流入が少ないというデメリットを逆手に取った運用ができ、フォロワーとの交流で距離を縮められるのも嬉しいポイントです。

商品やサービスはターゲットを絞り込むほど売れやすいので、ストーリーの活用は販売や収益面で効果が見込めます。

通常の投稿とストーリーの投稿で役割を上手く分担することで、効率の良い運用が可能です。

コアなファンを獲得できる・フォロワーをファン化できる

ストーリーは視聴層の大半をフォロワーが占めています。

なので、フォロワーにとって有益な発信をしながら交流の機会を増やしていくことで、フォロワーをコアなファンにすることが可能です。

フォロワーとの接点を持てることがストーリーのメリットでもあるので、活用することで収益面の成果を出すこともできます。

通常の動画で興味を持ってフォローしてくれたユーザーに、商品やサービスを利用・購入してもらうための教育のフェーズで使用すると非常に有効です。

TikTok ストーリーを使用する上での注意点3選

メリットが多くある一方で、ストーリーにはデメリットや注意点もいくつかあります。

ここでは、ストーリーを使用する前に注意しておきたいポイントを3つご紹介します。

  1. 大人数のユーザーに向けてのアプローチには不向き
  2. ストーリーは24時間経過すると自動的に消えてしまう
  3. ストーリーにはアーカイブ機能がない

上記の注意点を知らずに使用するとストーリーのメリットを上手く活かせずに、効果が出にくいTikTok運用になってしまうので気をつけましょう。

大人数のユーザーに向けてのアプローチには不向き

ストーリーと通常の投稿の最大の違いは、拡散性の有無です。

通常の投稿では、TikTok独自のアルゴリズムによって評価された動画はどんどん拡散されていきます。

その一方で、ストーリーは拡散性の低いコンテンツなので、大人数のユーザーに向けて発信をおこないたい場合には不向きです。

なので、大人数のユーザーに向けてアプローチをしたい場合は通常の投稿、フォロワーをメインとした狭い範囲に発信をしたい場合はストーリーと使い分けるのがおすすめです。

ストーリーは集客には不向きな特徴を持つので、しっかりと特徴を理解した上で使用しましょう。

ストーリーは24時間経つと自動的に消えてしまう

ストーリーに投稿した動画は、24時間経過すると自動的に削除される特徴があります。

なので、24時間以上載せておきたい場合には不向きな機能です。

投稿一覧や履歴などにも動画が残らない点がストーリーの良さでもあるので、動画を載せたままにしたい場合は通常の投稿を利用しましょう。

通常の投稿とストーリーを上手く使い分けることで、それぞれの良さを活かした成果が出やすいTikTok運用が可能になります。

ストーリーにはアーカイブ機能がない

ストーリーはアーカイブ機能が実装されていないので、投稿した動画は投稿一覧に残しておくことができません。

Instagramのストーリーズにはハイライトというアーカイブ機能がありますが、TikTokのストーリーはアーカイブ非対応なので注意してください。

なので、動画を投稿一覧に残しておきたい場合は通常の投稿を活用しましょう。

まとめ

TikTokのストーリーには、他の加工・編集アプリが不要なほど、便利で高品質な機能が備わっています

メリットや活用方法を理解すれば、TikTokの運用で大きな成果を出すことも可能です。

さらに、通常の投稿と上手く組み合わせて利用することによって、集客や収益の幅は広がります。

今回、ご紹介したポイントをしっかりと実践して、ぜひストーリーを活用してみてください。

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この記事を書いた人

SNSマーケティングを中心にマーケの最新ノウハウをお届けするMarke Insight編集部です。YouTube~万人、TikTok~万人、Instagram~万人、ブログPV累計210万の実績から実践的かつ最新の情報をお届けします。

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