TikTokでアカウント警告された際の対処法を紹介!
TikTokでは、動画の中身によってはアカウント警告を受けることがあります。
アカウント警告を受けたまま投稿を続けると最悪の場合、アカウントの停止や永久のアカウントBANといった処分になることもあります。
アカウント警告に対する適切な対処法をあらかじめ知っておくことで、仮に警告を受けてしまった場合にも最悪のリスクを回避することができるでしょう。
そこで今回は、TikTokにおけるアカウント警告とはどんな内容なのか解説しつつ、アカウント警告の対処法について、まとめます。
アカウント警告を受けてしまう原因の1つに著作権の侵害があります。TikTokにおける著作権については「TikTokで著作権に引っかからない楽曲の使用法を解説」で詳しく紹介しています。
アカウント警告とは
TikTokのアカウント警告とは、TikTokの公式サイトで記載されているコミュニティガイドラインに定められたルールをユーザーが違反した場合にTikTok運営からペナルティを与えられることです。
上記画像のように自分のアカウントのホーム画面のアカウント下に赤い文字で「!アカウント警告」と記載されてしまった状態を指します。
アカウント警告される理由として次の2点が挙げられます。
・TikTok公式におけるコミュニティガイドラインを何らかの理由で違反している
・問題のあると疑われる動画をアップロードしている
それぞれ解説していきます。
コミュニティガイドラインに違反している
運営に悪質なユーザーだと判断された場合にはガイドライン違反とみなされてアカウント警告をすることが知られています。
これは、様々な理由が挙げられ、次にお話しする問題のある動画のアップロードが代表的なアカウント警告の理由です。
問題のある動画のアップロード以外にもコミュニティガイドライン違反と認定される行動はあるので、TikTokのコミュニティガイドラインをあらかじめ確認したうえでTikTok運用を行うことをおすすめします。
問題のある動画のアップロード
問題が疑われる動画には、例えば次のような動画が挙げられます。
・犯罪を匂わせる内容あるいは助長させる内容
・危険な行為
犯罪を匂わせる動画のアップロードは、確実といって良いほどTikTokのアカウントに警告が出るものです。
そのため、こちらが犯罪と思っていないような内容でもアカウント警告における対象へ指定されることも少なくありません。
たとえば、一時期問題になったアルバイト中に冷蔵庫に入ったり、食品にいたずらをしたりといった動画はこのケースに該当するでしょう。
こういった内容は、多くの人を不快にさせるだけでなく、犯罪と認められるものも多くあります。
何気ない動画を投稿したつもりが、意図せず不適切な動画と認識されるケースも少なくありません。
多くの方がアカウント警告対象になる場合、こういった理由が多いと言えます。
たとえば、スケートボードで普段行っている技が、スケートボード初心者でチャレンジすると危険な技だったというケースです。
本人たちは普段行っている動作なので、なんの問題もないように感じてアップロードしてしまうことも少なくないでしょう。
このように、意図せずガイドラインに抵触している動画をアップロードしたとしてアカウント警告を受けることも少なくありません。
TikTokがアカウント警告をするメカニズム
問題のある動画をTikTokが発見できる仕組みについても説明していきます。TikTokの運営では、自動で問題動画やコンテンツを検知できる違反検知システムと人による巡回により違反動画に警告を行います。
- 違反検知システム:TikTokにアップロードされる無数の動画をチェックし、問題があるかどうかを判断
- システムを使わない巡回:システムと同時進行で行う
チェックに引っかかってしまい、違反と確認されてしまったら、違反回数によって様々な罰則が発生します。
そして、違反と判断された罰則の1つの中にアカウント警告が用意されているのです。
ですが、機械で一斉に行われるため、アカウント警告されたからといって投稿に必ず問題があるわけではないので後述する対応を取るのがおすすめでしょう。
以上の内容からアカウント警告とはなにか、該当する行為はどんなものがあるのか、そして警告を発見する仕組みはどんなものか分かっていただけたのではないでしょうか。
TikTokアカウントでの警告が初めての場合
登録したアカウントでの違反が初回の場合は、基本的に警告のみで済みます。
アカウント警告の段階ではアプリやアカウントの機能が制限されず、これまで通り動画の視聴や動画のアップロードが自由にできます。
意図していない動画の警告を受けてしまうことも多いので、そこまで深刻な処分はされないようになっているのが特徴です。
ただし、初回であっても深刻な違反を運営が認めるような動画をアップロードしてしまった場合は、そのままアカウント停止の処分を受けるでしょう。
さらに今後永久に別のアカウントでも作成できない、デバイスに対するレベルでのブロックも行われる可能性もあります。
ただ、基本的には初回の場合はアカウント警告で済みますのでTikTokの機能に制限が生じる事はありません。
警告が出てしまっても、焦ることなく後述する対処法を取れば問題なくアカウント運用が続けられるでしょう。
アカウント警告を無視した場合
アカウント警告が出てしまったものの、どうしていいかわからず無視してしまうケースもあるでしょう。
初回の違反であれば、無視して動画のアップロードなど、これまで通り利用して問題ないことがほとんどです。
しかし、2回目、3回目と警告を受けて無視を続けると深刻な状態になる可能性もあり得ます。
まず、ペナルティ内容は、次のようなものが挙げられます。
- 機能制限
- アカウント停止
- シャドウバン
- 永久バン
※「BAN」は「禁止」という意味の英語で、アカウントが削除されることです。
機能制限
機能制限には様々な内容があり、アップロードした動画内容のほか投稿の違反率や最後に受けたアカウント警告からどれだけ日数が経っているかといった内容から制限される内容が決定されます。
具体的な制限の内容には以下のようなものがあります。
- 動画のアップロードが一定期間できなくなる
- コメント機能の停止
- ダイレクトメッセージ(DM)の停止
他にも、プロフィール編集やライブ配信ができないといった制限も行われているようです。
ただ、機能制限は比較的軽度のペナルティであり、1~2日で機能制限が解除されるケースがほとんどです。
ライブ配信ができない理由はアカウント警告以外にも考えられます。”TikTokライブ配信ができない?条件と対処法を解説”ではライブ配信ができない理由と配信の条件を解説しています。
アカウント停止
アカウント停止は、機能制限の次に課されるペナルティといえるでしょう。
明確にTikTokが利用できないことを運営から連絡され、動画投稿や動画視聴ができなくなります。
アカウント停止を受けると実質活動できなくなるため、かなり手痛いペナルティといえるでしょう。
シャドウバン
シャドウバンは本人に通知せずにTikTok上での活動を禁止、停止するといった措置です。
本人には、通常のように使えているように見えますが、動画を投稿しても誰も視聴できないといったペナルティを受けている状態です。
視聴数が0ばかり続くといった状態となり、初めて自分がシャドウバンされたと気づきます。
通知が来ないのにバンされていたというのは、ある意味相当辛いペナルティといえるでしょう。
永久バン
最終的な措置として永久バンが挙げられます。
永久バンではデバイスレベルでチェックが入り、新しいアカウントを作り直すということが永久にできなくなります。
永久バンは違反を何度も繰り返している相当悪質なケースに対してのペナルティであり、違反の度合が最も重い場合の処分です。
永久バンを受けたら実質TikTokでの活動はできなくなるでしょう。
アカウント警告で違反の深刻度を判定する仕組みとは?
次にアカウント警告で違反の深刻度を判定する仕組みについて解説します。
結論を言えば、公式では明確な基準をアナウンスしていません。
基準を公開することで、違反すれすれの動画をアップロードしたり、基準の隙をつく動画をアップロードしたりといった行為をするユーザーが現れることを警戒しているからでしょう。
ただ、違反動画であると判断された事例を見ていくと、2回目の違反動画のアップロードでアカウント警告がプロフィールに付き、3回目の違反動画のアップロードで動画投稿停止の傾向があります。
ちなみに動画投稿の停止は、おおよそ1ヶ月間というものが多いようです。
4回目以降の違反で先ほど紹介したシャドウバンや永久バンといった措置がとられる傾向が見られます。
ただ、とても悪質な違反動画をアップロードした場合は、1つの投稿でアカウント警告を通り過ぎて永久バンになる可能性もあるので注意しましょう。
ペナルティ内容の傾向は動画をアップロードした時期や動画の投稿数、さらには内容によってことなります。
そのため、あくまで参考程度に理解しておくことをおすすめします。
アカウント警告された際の対処法
アカウント警告されると、いくら機能制限がされていないとしても、動画投稿を続けるのは不安という方も多いはずです。
アカウント警告が出た場合に、アカウント停止などの厳しい措置を取られないための対処法を紹介しましょう。
その対処法は次の3つです。
- TikTokの異議申し立て通知フォームを送信する
- もう一度コミュニティガイドラインを見返す
- 警告が解けるまで待つ
これらの3点を実行することで、アカウント警告に対して適切な対応が取れるようになります。
TikTokの異議申し立て通知フォームを送信する
公式のサポートとして異議申し立てフォームがあります。
すべての異議申し立てに対してアカウント警告が解除されるわけではありませんが、申し立てが認められれば警告が解除されるので送信してみる意義は十分あるでしょう。
実際にアカウント警告は必ずしも投稿者側に非があるわけではありません。
運営側の手違いでアカウント警告をつけてしまうこともあるのです。
再度、アカウント警告が妥当なものかを確認してもらいましょう。
もう一度コミュニティガイドラインを見返す
改めてコミュニティガイドラインを確認することもポイントです。
これは、取り消しというよりは事態を悪化させないための対処です。
著作権を侵害していないかといった点は特に注意しましょう。
アカウント警告を受けて、さらに著作権違反になっている場合は、著作権を持っている企業や個人から訴訟を起こされる危険があるからです。
アカウント警告を受けたら、再度動画を確認して無断でキャラクターや楽曲を使っていないか、著作権に触れてしまうものはないか確認しておきましょう。
そうすることで、再度アカウント警告を受ける可能性が下がりますし、訴訟問題を起こされる危険も減ります。
警告が解けるまで待つ
先ほども触れた通り、初回のアカウント警告であれば一定期間を経て消えることもあります。
そのため、動画投稿を控えて様子を見るという手もあります。
ただ、アカウント警告を受けて投稿を止めてしまうと、視聴者が一気に離れてしまうため、おすすめできる方法ではありません。
可能であれば、コミュニティガイドラインの確認を行って違反した可能性のある動画を削除したり、異議申し立てによって運営からアカウント警告の解除をしてもらいましょう。
まとめ
TikTokのアカウント警告は、初回の場合あまり影響はないものの、繰り返し警告を受けるとアカウント停止やシャドウバン、永久バンなどの処分を受けることがあります。
本記事をまとめると以下のようになります。
- コミュニティガイドライン違反動画はアカウント警告の対象となる
- 犯罪を助長する動画、危険な行為を伴う動画も警告の対象となる
- アカウント警告の段階では機能の制限はない
- 警告を無視すると機能制限、アカウント停止、バンの危険がある
- 警告された時は異議申し立て、ガイドラインの確認をしてみる
そういった事態にならないためにも、異議申し立てを行ってアカウント警告の解除を試みたり、ガイドラインを読んでから、再び動画投稿を開始するといった対応を取るようにしましょう。
そうすることで、TikTokのアカウント警告を受けても、厳しい処分を受けることなく、動画投稿ができるようになります。
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