【2024年最新版】TikTokライブ徹底解説!
- 「ライブ配信をTikTokでしてみたい」
- 「TikTokライブの楽しみ方を知りたい」
- 「そもそも、TikTokってライブ配信ができるの?」
このように考えている方は多いのではないでしょうか?
結論から言うと、アカウントを伸ばしたいのであればTikTokライブは行うべきです。特に企業アカウントであれば、マーケティングにも活用でき、新規フォロワーの獲得にも貢献するでしょう。
TikTokライブでの配信・視聴方法は、思っているよりも簡単です。今回は、TikTokを始めたばかりの方も理解できるよう、分かりやすく解説していきます。本記事を読めば、ライブの配信方法から収益化の仕方・活用方法まで、一括で理解できるでしょう。
TikTokのライブ配信に使用する「TikTok LIVE」とは
TikTok上で行えるライブ配信機能を「TikTok LIVE」と呼びます。2020年7月から実装された、比較的新しい機能です。通常の動画投稿に搭載されているフィルタやエフェクトなどがリアルタイムで使えます。
フォロワー以外のユーザーにもリーチできる仕組みとなっており、新規のフォロワーを獲得できる可能性が大きいです。また、投げ銭機能により収益化も行えます。
TikTokでライブ配信する条件
ライブを配信するには、以下の条件を満たす必要があります。
- 18歳以上である
- TikTokが定めている基準をクリアする
それぞれの詳細について見ていきましょう。
18歳以上である
18歳未満のユーザーはライブ配信が行えません。他にも、TikTokでは年齢に応じて制限がかかっている機能が多いです。どれも未成年を守るための大切なものですので、決して年齢の詐称などはしないようにしましょう。ルールを守って安全な運用を心がけるのが大切です。
TikTokが定めている基準をクリアする
TikTokライブは、公式が定めている基準をクリアしなければ配信が行えません。とはいえ、現段階で詳しい内容は公表されていないのです。一般的には「質の高いコンテンツ」と「一定以上のフォロワー数」があれば配信できるとされています。基準の考察や詳細については、『TikTokでライブ配信をするためにやるべきこと』の項目をご参照ください。
また、「TikTokでライブ配信ができない?条件と対処法を紹介!」ではTikTokでライブ配信ができないときの解決法を紹介しています。TikTokでのライブ配信を目指している方は、ぜひ一読ください。
TikTokでライブ配信をするためにやるべきこと
TikTokでライブ配信を行うためには、以下の2つを最低限しておかなければなりません。
- フォロワー数を増やす
- 質の高いコンテンツを作成する
詳細を詳しく見ていきましょう。
フォロワー数を増やす
TikTokライブを行うには、一般的に300〜500程度のフォロワーが必要と言われています。以前は1,000人ほど必要とされていましたが、最近は1,000人以下でもライブ配信が行えます。とはいえ、提示した数字は公式が発表したものではありません。あくまでも多くのクリエイターが調査した結果の憶測でしかないため、実際のところは不透明です。
フォロワーを一定基準以上にするには、ハッシュタグの活用や、更新頻度を多くするなどの工夫が必須となってきます。ユーザーは、定期的に動画を投稿してくれるアカウントをフォローする傾向があります。そのため、できれば毎日投稿を行うのがベストです。難しい場合は、2〜3日に1回でも良いので、定期的な配信を心がけましょう。
また、ハッシュタグの活用もフォロワーを増やすうえでは大切です。しかし、つけすぎはシャドウバンされるリスクがあるため、多くても10個までにしましょう。
シャドウバンとは、投稿した動画がおすすめなどに一切出なくなる現象です。運営側が不適切な投稿と判断した場合に行われます。実質的なアカウント停止と同じです。ハッシュタグのつけすぎは「スパム」と判断される危険性があります。
シャドウバンの状態になってしまうと、どんな投稿もおすすめ表示されなくなりアカウントの成長は見込めません。シャドウバンについてはあらかじめ原因や対処法を知っておくと安心です。「TikTokのシャドウバンとは?原因や対処法を解説!」ではシャドウバンについて詳しく解説しています。
質の高いコンテンツを作成する
ライブ配信の基準を満たす上で、もう1つ大切なのが「質の高いコンテンツ」です。質の高いコンテンツと判断されるためには、以下の数値をあげる必要があります。
- コメントの数
- いいねの数
- 再生回数
- 再生時間
- おすすめへ表示された回数
上記の項目は、ユーザーが投稿に対してどれだけ興味や関心を抱いているかを表した数値といえます。定期的に項目の内容をチェックし、どのような投稿が興味関心を持たれるのかを把握していきましょう。分析と改善を続けていけば、質の良い投稿が行えるようになります。
ライブ配信は、TikTok側から「できるようになりました」と通知が来るものではありません。自分が基準を満たせたのかどうかは、動画撮影画面のメニュー右端に「LIVE」の選択項目が表示されているかどう
TikTokライブ配信のやり方
ライブ配信は、スマホ・PCどちらからでも行えます。どちらの配信方法がベストなのかは、配信の目的によりけりです。また、TikTokではユーザー同士のコラボ配信も行えます。
スマートフォンでのライブ配信方法
TikTokでのライブ配信はとても簡単です。以下の手順を行えば、すぐに配信ができます。
①画面の下にある「+」ボタンをタップ
②メニューを右にスライドし、「LIVE」ボタンをタップ
③「ライブ開始」ボタンをタップ
④ライブ配信がスタート
アプリさえインストールしてしまえば、スマートフォン1つで簡単に配信可能です。ただし、ライブ配信を行うにはTikTokが提示している条件を満たさなければなりません。条件の内容については、本記事内の『TikTokでライブ配信する条件』をご参照ください。
PCでのライブ配信方法
ライブ配信は、PCからでも配信可能です。手順は以下をご参照ください。
①PCからTikTokにログイン
②左側のメニュー上部にある「Go LIVE」をクリック
③ライブのタイトルやカバー写真を選ぶ
④OBSなどのストリーミングソフトを用いて配信スタート
「④」の手順で出てきた「OBS」とは、TikTokでライブ配信を行うのに必要なソフトです。無料でダウンロード・利用ができ、スマートフォンよりも高画質の配信が行えます。
TikTokユーザーとのコラボ配信方法
TikTokでは、ライブをしている最中にコラボもできます。手順は以下をご参照ください。
①左下にある「∞」の様なマークをタップ
②コラボしたい相手を選び、招待を送る
③相手が招待を受理する
④コラボ配信開始
コラボ配信の大きなメリットは、お互いのフォロワーにリーチできる点です。ただし、コラボするには両者ともライブ配信の条件を満たしていなければなりません。
また、コラボを依頼できる相手は、「相互フォローしているアカウント」または「TikTokがおすすめしている配信者」のみです。コラボの招待は、設定で拒否することもできます。
TikTokライブ配信のメリット|投げ銭で収益化可能?
TikTokライブを配信するメリットは、以下の3つです。
- ユーザーとのコミュニケーションが可能
- フォロワーの増加が見込める
- 投げ銭機能で収益化ができる
特に投げ銭機能は収益化を行う上で必須の知識です。それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
ユーザーとのコミュニケーションが可能
TikTokライブでは、通常の投稿でなし得なかったフォロワーとのコミュニケーションが行えます。普段の投稿でもコメントなどを活用すればある程度のコミュニケーションは可能ですが、リアルタイムでの交流が行えるのはTikTokライブならではです。
TikTokライブでは、ライブ配信を通して人間性など通常の投稿では伝えられない部分を理解してもらえます。人柄を気に入ってフォローしてくれる視聴者もいるので、自然体で臨むことを意識しましょう。
また、フォロワーに感謝の気持ちを伝えるなどして、より継続的なファンになってもらう働きかけも大切です。
ライブ配信は、視聴者との心理的な距離感を近づけるのに効果を発揮します。大事なフォロワーさんと交流を行うためにも、ライブ配信は積極的に活用していきましょう。
フォロワーの増加が見込める
TikTokライブは、新規フォロワーの獲得にも効果が見込めます。なぜなら、レコメンド機能を通して、自分のアカウントに興味のありそうな非フォロワーにおすすめされるからです。
興味傾向が似ている視聴者は、フォロワーになってくれる可能性があります。YouTubeやInstagramにはないTikTok独自のレコメンド機能をうまく利用して、フォロワーの増加に繋げましょう。
レコメンド機能とは:TikTok独自のアルゴリズムによる「おすすめ表示」機能のことです。個人の趣味嗜好に合った動画や、興味のありそうな内容の動画を自動で流してくれます。
投げ銭機能で収益化できる
投げ銭とは、視聴者が配信者にプレゼントを送れる機能です。送られたプレゼントは「ダイヤモンド」と呼ばれる単位に変換されます。そして、ダイヤモンドはPayPalを経由して日本円に換金されます。
つまり、TikTokは投げ銭機能を使った収益化も可能なのです。人気アカウントのなかには、投げ銭だけで暮らしている方もおり、TikTokで生計を立てている方を「ライバー」と呼びます。
投げ銭の仕組みやプレゼントの種類などについては、「【TikTokライブ】投げ銭ギフトの値段は?還元率も解説」で詳しく解説しています。
TikTokライブ配信で利用できる4つの機能
ライブ配信では、さまざまな機能が利用できます。代表的なものは以下の4つです。
- 配信中にフィルター・エフェクトの使用
- 投げ銭(ギフティング)機能
- コメントフィルター機能で不適切なコメントをブロック
- インサイト機能による分析
なかにはライブ配信を安全に行うための機能もあるので、知っておいて損はありません。
配信中にフィルター・エフェクトを使用できる
TikTokでは、ライブ配信中に多彩なフィルターやエフェクトを使用できます。例えば、肌をキレイに見せてくれるフィルターや、かわいいスタンプなどです。
視聴者に楽しんでもらうために使用したり、交流の一環として活用するのに役立ちます。
流行りのエフェクトやコメントの要望に応じたものを使えば新たなコミュニケーションが生まれ、視聴者との親密度が上がるでしょう。
投げ銭(ギフティング)機能で収益化が可能
前述した通り、TikTokではギフティングと呼ばれる投げ銭が行えます。
ただし、投げ銭については20歳未満は行えません。また、投げ銭機能によるギフトは配信者の方で受け取るかどうかを選べます。
投げ銭をしてもらうと画面上でギフトに応じたエフェクトが出現したりします。そのエフェクトを活用してライブ配信を行えると、より投げ銭をしてもらえるでしょう
コメントフィルター機能で不適切なコメントをブロック
TikTokでは、指定したコメントを非表示にできる「コメントフィルター機能」があります。設定できるキーワードは50個までとなっており、設定したキーワードが含まれるコメントを全て非表示にできるシステムです。
また、配信者の方が個別で指定しなくても、スパムや不適切なコメントと受け取れそうな内容を非表示にする機能もあります。配信中のトラブル防止のためにも、覚えておきたい機能です。
インサイト機能で分析が可能
TikTokでは、インサイトという分析機能が使用できます。インサイトで取得できる情報は、フォロワーの推移やプロフィールの表示回数などです。インサイトを上手に活用すれば、「フォロワーが興味を示すのはどのような投稿か」を把握できます。
フォロワーを増やし、ライブ視聴者の人数を増やすには、インサイトの活用が必要不可欠です。
ライブ以外のTikTok運用でも欠かせないインサイトについては「TikTokのインサイトとは?見方や見れないときの対処法を解説!」で紹介しています。
TikTokライブ配信の3種類の見方
TikTokライブの視聴方法は、以下の3つがあります。
- レコメンドから視聴する
- 検索して見たいライブ配信を視聴する
- 通知から視聴する
それぞれの詳細について、詳しく見ていきましょう。
また、「【2022年最新版】TikTokライブが見れない時の対処法」ではライブ配信が見られない際の原因や対処方法を解説しています。
レコメンドから視聴する
レコメンドから視聴する方法です。手順は下記をご参照ください。
①下部のメニューから「レコメンド」を選択
②左上にある「LIVE」ボタンを選択
③ライブ配信が視聴できる
通常の動画と同様に画面を上にスワイプすると、ユーザーごとにおすすめのライブがランダムで表示されます。
検索して見たいライブ配信を視聴する
検索して視聴する方法は見たいジャンルやアカウントが決まっている場合の視聴方法です。
①画面の下にある「レコメンド」をタップ
②画面の右上にある「虫めがねのマーク」をタップし、キーワードを入力
③検索窓の下にあるメニューから「LIVE」をタップ
④ライブ配信が視聴できる
ライブ画面を上にスワイプすると、検索結果で出てきた配信者を順番に視聴できます。
通知から視聴する
フォローしているアカウントのライブを視聴する方法です。
①ライブ配信が開始されると通知が届く
②画面の右下にあるメッセージボタンを選択
③ライブ配信しているアカウントが表示される
④アカウントを選択
⑤ライブ配信が視聴できる
ライブ配信の通知はON/OFFが可能です。
TikTokのライブ配信を利用した企業事例
TikTokライブを上手に活用した企業の事例を解説していきます。本記事で取り上げる企業は以下の2社です。
- BillBoard JAPAN
- 集英社
TikTokのライブ配信をどのように活用したのか、詳細を見ていきましょう。
BillBoard JAPAN
2021年に「LIVE BEACON 2021」が開催されました。さまざまな人気アーティストが出演するとのことで、大きな話題を呼びます。ライブ当日はとても盛り上がり、最大視聴者数が14,815人、総視聴人数は434,209人を記録しました。
コロナ禍でリアルなライブが自粛されていたなか、新たなライブの様式を作り出したのです。
集英社
2021年12月7日にジャンプフェスタの前夜祭としてTikTokライブが行われました。有名声優やお笑い芸人などを招き、対談形式で行われた配信は多くの視聴者を集めます。TikTokライブは大盛況を博し、本祭であるジャンプフェスタへの着火剤として役立ちました。
TikTokライブ配信についてよくある質問
TikTokライブに関して、よくある質問をまとめました。
「ライブにアクセスする必要があります」と表示されてしまいます
配信の条件を満たしていない時に表示される文言です。何かしらの対処が必要な訳ではないので心配はいりません。ライブ配信ができるようになれば、表示されなくなります。
ライブ配信の申請方法はある?
申請の必要はありません。TikTokが定めている条件をクリアすれば自動的に配信ができるようになります。ライブ配信の条件を知りたい方は「TikTokでライブ配信ができない?条件と対処法を解説」をご覧ください。
ライブ配信を視聴したら配信者にバレる?
ライブを視聴した際に「(アカウント名)が参加しました」とコメントに表示されるため、バレる可能性はゼロではありません。しかし、視聴者が多い配信だとコメントの流れが早いので、見落とされる場合もあります。
投げ銭を送ると、分かりやすく表示されるため目に止まる確率は高いです。バレたくなければアカウントの名前を特定できないものにするなどの対策を行いましょう。
TikTokライブはゲーム配信や画面共有はできる?
OBSというサービスを利用すれば、ゲーム配信も可能です。OBSについては下記の記事をご参照ください。
TikTokでライブ配信する条件が1,000人というのは本当?
昔は1,000人必要と言われていましたが、現在は300人ほどでも良いとされています。ライブ配信を行うには、フォロワー数以外にも、質の高いコンテンツを投稿していた実績が必要です。
TikTokライブをしている配信者に投げ銭がしたい
行う手順は以下の通りです。
①コインを購入する
②購入したコインでギフトを購入する
③ライブを視聴中にギフトマークをタップ
④配信者に届く
ただし、投げ銭は20歳以上でなければ行えません。
TikTokライブのPCでの視聴方法が知りたい
PCからTikTokライブを視聴するには、PCから TikTokにログインするだけで行えます。コメントの表示や大画面でなくても問題ない方は、ログインしなくても視聴可能です。
まとめ
TikTokライブとは、TikTokでライブ配信が行える機能です。配信を行うことで、以下のメリットが得られます。
- フォロワーとより親密なコミュニケーションが行える
- フォロワー以外のユーザにリーチでき、フォロワー増加の可能性がある
- 投げ銭による収益化が行える
ライブ配信を行うには、公式が定めている基準をクリアしなければなりませんが、公式では明言されていません。一般的には、以下の基準を満たせばよいと言われています。
- フォロワーが300人以上
- 質の高いコンテンツを投稿している
質の高いコンテンツとは、フォロワーから評価されている投稿を指します。フォロワーから評価されるためには、インサイトを活用し、どのような配信が刺さるのかを工夫・改善していかなければなりません。
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