【テンプレ・プロンプト】バズるTikTokの台本を無料で簡単に制作
- 「台本を作るのに結構な時間がかかってしまっている」
- 「他の人の投稿を真似して台本に起こしているが、オリジナリティがない・・・」
- 「chatGPTで書いた台本に違和感はないのか」
TikTokの台本を制作する際上記のようなお悩みはありませんか?
TikTokをはじめとするショート動画やその他動画のクオリティは台本でほとんどが決まると言っても過言ではありません。
軸ややり方が不明確なまま進めているようでは、いつまで経っても成果がでず、無駄な工数になってしまいます。
そこで、本記事ではTikTokにおける台本制作のポイントや工数をかけずにクオリティの高い台本をかける方法を紹介していきます。
執筆は、TikTokをはじめとするSNS全般の運用に特化した、MarkeInsight編集部が担当しています。
バズる動画を量産したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
【重要!視聴3指標】TikTokが伸びる仕組みは?
そもそもTikTokの再生回数が伸びる仕組みを理解していますでしょうか。
台本を書く上でどの指標が大事で、何をPDCA改善していけば良いのか、簡単におさらいをしていきましょう。
上記の図は上から投稿初期〜拡散〜バズる流れを示しています。
TikTokの特徴として、投稿された動画は、原則どんな動画でも200名程度のユーザーに配信がされます。
この点、フォロワー数がいないと見られないXやInstagramとはメカニズムに相違があります。
そこから、優良コンテンツ(面白いコンテンツ)と評価された動画が、より多くのユーザーに配信されるアルゴリズムになっています。
またそのアルゴリズムは、TikTokで最重要とされる以下視聴3指標を元に評価されます。
- 平均試聴時間
- 試聴維持率
- フル視聴率
上記の図の2次審査以降では視聴3指標の数値がよければ、必然的に「バズる」のです。
TikTokで投稿された動画は原則どんな動画でも200名程度のユーザーに配信される。
その上で以下3つの指標を向上させることで必然的にバズる仕組み。
①平均試聴時間
②試聴維持率
③フル視聴率
なぜ台本が重要なのか?
台本が重要なのは上記の視聴3指標を戦略的にPDCAを回しながら向上することができるからです。
台本を軽視して、他の動画をただ真似して投稿し続けていても、反省点が明確に挙げられず一向に動画の改善ができません。
また、企業での継続運用に関しては再現性をいかに高いレベルで保つかが重要になっており、その上で台本は必須になってきます。
台本の役割を以下にまとめます。
- PDCAを回しやすい
- 思考がテキストに残るため再現性が高い
- 過去のトライした動画が一覧でわかる
バズるアルゴリズムから考えるTikTokの台本構成とは?
バズりやすいTikTokの台本構成の解説を序盤、中盤、終盤に分けて進めていきます。
TikTokやYouTubeショートを始めとするショート動画にて、視聴3指標を理解・反映する上では、60秒の動画を3つに切り分けて考えると、比較的スムーズに進められます。
序盤「動画冒頭(~3秒)」の動画を見てもらうことが必須
特に重要な冒頭3秒ですが、演者の演技や台詞ではなく、制作する上での基本的なことでもあるので、もしあなたがTikTokを始めたばかりでも意識することでアカウントの伸びは加速することでしょう。
サムネイルと動画冒頭の内容が合致している
動画が始まる際に一番最初に目にするカットがTikTokの動画の中では最も重要です。
冒頭一発目で、文字の多いタイトルや動画の説明、動きのないカットが入ると、視聴者はすぐに離脱(スワイプ)します。
冒頭では、「っえ!」と思わせる興味を引くタイトルや、普段見ない意外な組み合わせは効果的なので、台本制作時には特に注意して考えましょう。
オープニング映像や自己紹介を入れていない
同じ動画系のSNS、YouTubeとは違い挨拶や自己紹介を入れてもTikTokの場合しっかり見られることが極めて少ないです。
TikTokの大きな特徴でもある最大60秒までの動画で、視聴者が期待することは、この内容がみたいという安心感・安定感ではなく、エンタメ性や意外性などのコンテンツに限ったものです。
いきなり本題に入ることで、スムーズに視聴を続けてもらうことが重要です。
またその際流行りの音源を流すことで離脱を防ぐこともできます。
動画冒頭の内容を魅力的にする
見たくなる動画、すぐスワイプする動画の違いはどこにあるのでしょうか。
それは、先が予想できないもので、驚きやインパクトのあるシーンを取り入れることが効果的です。
動画の流れが予想できるものは避けましょう。後半にとっておきのオチがある場合でも冒頭でそれを匂わせることができなければ、視聴者は最後まで見ず、そのオチが価値を出さないものになってしまいます。
中盤「動画冒頭以降(4秒~)」で視聴を維持してもらうポイント
次に動画の冒頭以降、ここでは4秒以降で注意すべきポイントを解説していきます。
動画の全体像を伝える
冒頭ではなく、冒頭以降で全体像を伝えることがポイントになっています。
「この動画では〜〜を〇〇にする3つの方法を解説していきます」などと、数字を用いて全体像を伝えると、最後まで見ておきたいという心理を引き出せ、離脱率も低下傾向にあります。
ストレスない順序で情報を伝える
一度興味を持った動画は起承転結や時系列などの順序を守って視聴したいものです。
最初の方が重要だからといって、情報を詰め込みすぎることは厳禁になります。
興味を持たせる「キャッチ」と落とすべき「オチ」は違うことを明確に意識しましょう。
「オチ」に関しては、順序に沿った「フリ」が必要となります。
興味を唆るポイントを作る
最大60秒という限られた時間ではあるが、ショート動画という特性上、興味を持たせ続けられないと離脱率は非常に高くなります。
自身で1から台本を作る場合は、伝えたい情報が先行し、単調な動画になってしまうので、注意が必要です。
要所要所で、「これはどうなるんだろう」などといった感情・興味を唆るポイントを作りましょう。
動画にテンポ感を出す
動画にテンポ感がないと、視聴者は居心地が悪くなり、離脱する原因になります。
しかしテンポ感とは単にペースが早ければいいということではありません。
1カットの長さやカットを変えるタイミング、音源とのバランスなど、多岐に渡ります。
制作した動画を何度も見返して、実際にテンポ感を確認することが良いでしょう。
音源を使う際は、音の切れ目でカットを入れることも一つのテクニックになります。
流行りの音やBGMにする
TikTokの大きな特徴として、音やBGMに流行り廃りがあることです。
TikTok内を回遊している視聴者は特に、音やBGMとそれに使われている動画のテンプレートが一致していることに居心地の良さを感じます。
一度流行った音やBGMを使う際はそれに沿った内容の動画にするよう注意しましょう。
終盤「動画最後(~60秒)」までフルで視聴してもらうコツ
以下では重要な視聴3指標の1つフル視聴率を向上させるために何を意識した方が良いかのコツを解説していきます。
「最後はどうなるんだろう」というハラハラ感を伝える
まず、フルで視聴してもらうことを考える前に、離脱する理由を考えてみましょう。
離脱する理由としては動画がなんとなくつまらない、興味がそそられない、途中までみていて飽きたといった感情があるかと思います。
それを回避するために、「この後どうなるんだろう」というドキドキ・ハラハラ感を伝えることが効果的です。
脳の仕組みの話にはなりますが、SNSを使用するとドーパミン系のホルモンが分泌されるということが数々の研究で明らかになっています。
人は常に刺激を欲している生き物なので、60秒の動画でも感情を刺激するような台本を心がけましょう。
最後まで見ることによるメリットを事前に伝える
中盤のポイント「動画の全体像を伝える」の章でも触れましたが、最後にとっておきの情報がある、お得な情報・プレゼントがあることを知っていたら人は最後まで観てしまうものです。
TV番組でもトリと言われ、大御所などは最後に出演することが多いのは、最後にとっておきを用意しているためです。
このように事前に最後にとっておきがありますよということを伝えて、期待に沿うコンテンツを用意しておきましょう。
TikTokの台本制作の具体的な手順
ここまではTikTokの台本の重要性やポイントを解説してきましたが、ここからは具体的にどう進めるかの説明をしていきます。
以下の手順を守ることで、大外しをせず、PDCAを回せるようになります。
①参考になる動画を見つける
TikTokでバズる動画を作る一番早い方法は、既にバズっている動画を徹底的にパクる(TTP)ことです。まずは自分が制作したい動画のイメージサンプルを見つけて、いつでも見返せるようにブックマークや保存をしましょう。
高頻度で投稿している人は、保存する際にフォルダわけすることをおすすめします。
②テンプレートに当てはめる
①のステップで撮りたい動画のイメージが鮮明になったら、それをテンプレートに当て込みます。
ここでいうテンプレートとは、その動画の流れを分類わけして見える化することを指します。
何本か参考になる動画を用意し、同じ流れで進んでいるかの確認をすることがポイントです。
一般的にバズりやすいテンプレートは以下の流れなので、困ったら以下の流れに当て込んで見ましょう。
- 興味づけ・キャッチ
- 視聴したことによるメリットや見ないと損する内容
- いいねやコメントなどへの行動喚起
- 結論・オチ
③オリジナリティある内容にアレンジする
参考にしている動画のコメント欄を見ることで、大まかに視聴者のリアクションや求めていることがわかります。
それに対して、自社ではどういう動画にしたいのかを考え、上記で制作したテンプレートの中に入れこんでいきましょう。
しかしここで注意しなくてはならないのが、身内のネタにならないこと。
TikTokを見ているのは身近な人ではなく、その他大勢ということを忘れないようにしましょう。
④視聴者の立場で違和感がないか確認する
台本の段階で違和感がないかを確認することが重要です。
動画を取ってから、もっというと編集してから違和感を感じる点が生まれると、それまでの工程が水の泡になってしまいます。
簡単にでもいいので、台本を通し読みし、参考の動画から大きくずれがないかの確認をします。
chatGPTで台本を書かせることは問題ない?メリット・デメリットを解説
昨今AIの発達により、身近でもさまざまなことでAIを活用できるようになりました。
その一つでもある、文章生成AIのchatGPTは、質問を投げかけるような形を取ると、データベースから情報を分析し、適切な返答をしてくれるというAIになっています。
台本制作にもchatGPTを活用している人が増えてきましたが、果たしてAIで書いた台本はいいものなのでしょうか。
以下にメリットデメリットをポイントや注意点を踏まえながら解説して行きます。
chatGPTで台本を書かせるメリット
精度の高いプロンプト(指示文章)を一度制作してしまえば、その後の再現性が非常に高いという特徴があります。
また、アウトプットに要する時間についても大方1、2分程度しかかからず、人が同じものを考えるよりも圧倒的に早いです。
chatGPTで台本を書かせるデメリット
しかしデメリット・注意点もあり、具体的には大きく以下3点ほど考えられます。
- chatGPTのバージョンによってはアウトプットの質が低い
- 情報が古いことがあり、タイムリーな流行りの内容を組み込むことが難しい
- 文章にズレ、違和感があることがあり、修正が必要
次章でも紹介をしますが、同じchatGPTでも無料版の3.5と有料版の4ではクオリティが違います。
2024年7月現在「chatGPT4o」という新しいバージョンもリリースされ、より精度が上がっている状況なので、安いからといって古いバージョンを使う方は注意が必要です。
また、AIの特性上過去のデータベースから適切な答えを用意しているため、タイムリーな流行りの回答は現状難しく、情報が古いことがあります。
この辺りも人がチェックして、修正する必要があります。
逆に、チェックする人・時間を用意すれば、クオリティの高い台本を量産できることに繋がるので、プロジェクトを推進するために活用が可能でしょう。
AIにバズる台本を無料で書かせるには?
chatGPTなどの文章生成AIが台頭し、今まで人間の頭で考えていた台本を半自動で作り出せる時代がきました。
AIをうまく活用できずに、いつまでも時間をかけていると変化のない動画ばかりになってしまい、しまいには投稿本数も落ち込んでしまうことが想定されます。
ここでは、一例として、台本を書くテンプレートをご紹介します。
chatGPT3.5(無料版)の活用
有料版であるchatGPT4に比べchatGPT3.5は同じプロンプトを投げても、全く違う返答がくる場合があります。
chatGPT3.5を使用する場合は、アイデアや大まかな台本を制作することを目的としましょう。
また、chatGPT3.5しか利用できない人は、何回か同じプロンプトを投げて、その他の返答がないかの確認をすることをおすすめします。
chatGPT4(有料版)の活用
日々進化している文章生成AIですが2024年7月現在有料版のchatGPT4はchatGPT3.5に比べてもだいぶ精度やクオリティが高くなっています。
細かなカスタマイズを入れたプロンプトに関してもある程度意図を汲み取って返答してくれるため、企業でのオリジナリティ・イレギュラーを入れたい方はchatGPT4がおすすめです。
プロンプトの制作方法・テンプレート
ここまで記事を読んだ方は台本の作る流れを理解していると思います。
大まかには、参考になる動画を見つけて、流れをテンプレートとして見える化し、オリジナルある内容に修正し、最後に違和感がないかを確認する。
参考動画のテンプレートができていればあとは簡単です。
そのテンプレートを以下の骨子に当て込んでchatGPTに読み込ませましょう。
テンプレート例
まとめ
- TikTokをやる上で、バズらせるため・視聴維持率を上げるために台本は非常に重要
- 台本を作る際は、既にバズっている動画を参考にテンプレートを作る
- chatGPTでも台本が簡単に作れる
本記事ではTikTokのバズる台本制作に焦点を当てて解説してまいりました。
紹介したポイントに沿って台本を作ることによって、撮影や編集の手間を減らし効率よく、バズる動画を量産しましょう!
本記事がそのヒントになれば幸いです。
Marke Insightではその他TikTokの運用のノウハウも紹介しているので、気になった方は是非その他の記事もご覧ください。
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