YouTubeブランドアカウント徹底解説!個人アカウントとの違い
皆さんは
「YouTubeで企業アカウントを作りたいけどどうすればいいのか?」
「YouTubeブランドアカウントってなに?」
「YouTubeで事業をもっと知ってもらいたいけどどうすればいいのか」
YouTubeアカウントについてこんなお悩みありませんか?
上記の内容を放置してしまうと思うように企業PRをすることができなかったり、
試みた結果手間ばかりかかり、結局続かないことがあります。
そこで本記事ではYouTubeブランドアカウントについて紹介していきます。
執筆は、YouTubeショート動画を活用し、チャンネル登録者数を3ヶ月で5万人UPさせたMarkeInsight編集部が担当しています。
今後YouTubeアカウントで悩んでいる方はぜひ最後まで見て参考にしてみてください。
YouTubeブランドアカウントとは?
皆様は「YouTubeのブランドアカウント」というものをご存じでしょうか?
「YouTubeブランドアカウント」とは、企業のPRや宣伝に特化したアカウントです。
企業はブランドアカウントを使うことでYouTubeアカウントの運営を効率的に行うことができます。目的とメリットについて紹介していきます。
ブランドアカウントの目的は?
YouTubeのブランドアカウントを作成することで、複数のYouTubeの企業アカウントを一元管理できる機能を利用すれば企業や団体の運用がしやすくなります。
作成・運用に費用が発生しないのが企業にとって大きなメリットとなります。
また、アカウント共有することができることで相互的に運用することが可能になります。
個人アカウントとの違いは?
では、個人アカウントとの違いについて説明していきます。
大きな違いはチャンネルの開設数と管理者の人数です。
ブランドアカウントは企業内での複数での管理ができることが目的ですので、個人アカウントとは大きく異なっています。
以下、表にまとめています。
ブランドアカウントのメリット
ブランドアカウントを作成することでメリットがあります。
そのなかで大きく4つのメリットを紹介していきます。
- 複数人でアカウントを管理が可能
- 複数のチャンネルを作成が可能
- チャンネル名を自由に変更することが可能
- 個人情報の漏洩リスクが減少
下記で詳しく説明いたします。
複数人でアカウントを管理が可能
企業では、一人でアカウント運営することは少なく、社員やパートナー企業など複数名でチャンネル運営をするため、ブランドアカウントでは新たなメンバーをGoogleアカウントへ招待することでチャンネル運営にスムーズに加入することができます。
ブランドアカウントのオーナーより「オーナー権限」「管理者権限」「コミニケーション管理者」の三種類の権限を別にすることができます。
- オーナー:全ての操作が可能。アカウントを削除や人員招待が可能。最低1人。
- 管理者:運用に必要なほとんどの作業が可能。
- コミニケーション管理者:管理者と同じ操作可能だが、YouTubeチャンネル操作は不可。
権限による作業の制限はあるものの、共同運営が可能なため、個人の負担を削減し、連携の取れたチャンネル運営が実現できます。
複数のチャンネルを作成が可能
前述の通り、1つのブランドアカウントで最大100個のYouTubeチャンネルを作成することができます。
企業様によっては1社でアパレル・飲食・介護など複数の事業を行っていることもあるかと思います。そういった際に、一つのブランドアカウント内で事業ごとにチャンネルを作成することで、企業内での一元管理が可能になります。
事業ごとにYouTubeブランドアカウントを作成することは可能ですが、データ管理やセキュリティ面で不安になる可能性が増えてしまうため、1つのYouTubeブランドアカウントで管理していくのが望ましいといえます。
チャンネル名を自由に変更することが可能
YouTubeブランドアカウントでは、チャンネル名の設定変更が可能です。目を引きやすいチャンネル名に変更することで、チャンネル登録を促進する可能性が高まります。
個人チャンネルでは、YouTubeチャンネル名のみ変更できず、変える場合はGoogleアカウント名から変更する必要性があります。
個人情報の漏洩リスクが減少
Googleアカウントで動画投稿すると、検索エンジン上で検索関連した関連動画が表示されてしまう可能性があります。
そのため、個人が検索していることが明らかになり、個人情報の漏洩リスクが増大することがあります。
YouTubeブランドアカウントはGoogleアカウントと紐付けされていないため、関連動画等に表示されにくく、個人情報漏洩リスクが減少すると言えます。
ブランドアカウントのデメリット
YouTubeブランドアカウントには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。
主なデメリットは、YouTubeブランドアカウントの作成が誰でも可能であるため、偽のブランドアカウントが作成されるリスクがあることです。
偽のブランドアカウントから誤った情報がユーザーに伝わることで、企業のイメージダウンにつながる可能性があります。
そのため、偽ブランドアカウントに対する対策を徹底することが重要です。
偽アカウント対策
ブランドアカウントを守るために偽アカウント対策方法を紹介していきます。
- 明確に示す高画質な企業ロゴをプロフィール画像を用いる
- YouTubeの認定バッジを獲得することを目指す
- YouTube以外の公式サイトやSNSでも同一のブランディング(ロゴやカラースキーム)
を用いて一貫性を保った展開
- ユーザーには公式アカウントのURLを定期的に通知し公式チャンネルの認識を強化
これらの対策を実施することで、偽アカウントとの区別がつきやすくなります。特に模倣されやすいジャンルのチャンネルを作成する際は、これらの対策を講じてください。
YouTubeブランドアカウント作成方法
YouTubeブランドアカウントの作成方法を3STEPでご紹介します。
【STEP1】Googleアカウントを準備する
YouTubeチャンネルを作成する際には、個人が作成したGoogleアカウントが必要になります。すでにGmailを使用している場合は、そのアカウントを使用しても構いません。
通知などで混乱を避けたい場合は、新たにメールアドレスを作成するのも一つの手段です。
作成する場合は以下のURLより作成してください。
【STEP2】初期チャンネル作成
ブランドアカウントの作成には、先に作成したGoogleアカウントが紐づいた初期チャンネルが必要になります。
- Googleアカウントにログインし、YouTubeへアクセス
- 右上のアカウントアイコンをクリックし、「チャンネルを作成」を選択
- 「名前」を決めます。「名前」はそのままチャンネル名になりますので、本名を教えたくない場合は変更
- 「ハンドル」の決定
ハンドルとはニックネームのようなIDのことを指します。「@」から始まるアルベットや数字で構成されています
作成するアカウントのチャンネルURLにも表示されるため、
「YouTube.com/@YouTubecreators」のように企業と関連のあるものにしていきましょう。
注意点として、既に使用されているハンドルは選択できないため、注意が必要です。
これで初期チャンネル開設が完了しました。続いてブランドアカウントを作成します。
【STEP3】ブランドアカウントを作成
先ほどのアカウントが開設完了しましたら、ブラントアカウンと最初のチャンネルを作成します。
- Googleアカウントにログインした状態でYouTubeにアクセス
- 右上のアイコンをクリックし、メニュー一覧より「アカウントを切り替える」を選択
- 「チャンネルをすべて表示」をクリック
- 「チャンネル作成」をクリック
- 最後に「チャンネル名」を入力し、チェックボックスにチェックを入れ「作成」をクリック
これでブランドアカウントと初期チャンネルの作成が完了します。
個人アカウントからブランドアカウントへの移行方法
個人のアカウントとブランドアカウントの移行方法についても説明していきます。
- Youtubeにログインして、右上アイコンをクリック
- メニュー一覧より「アカウントを切り替える」を選択
- 自分が使いたいアカウントをクリック
これで移行が可能です。
ブランドアカウントが作成できない時の注意点
- モバイル端末やアプリからの作成不可
PCからのみ作成可能となるため、ブランドアカウントは、モバイルからの作成は不可となります。作成時はモバイルではなく、PCから作成します。
ブランドアカウント事例紹介
YouTubeブランドアカウントは、複数のチャンネルを用意し、それぞれ異なる内容の動画を投稿することで、様々な目的に対応しています。ここでは、具体的なブランドアカウントの活用事例を3つ紹介します。
タカラトミー 企業事例
玩具メーカーとして知られるタカラトミーは、ブランドアカウントの活用事例として注目されています。ターゲットに合わせた多種多様な商品の紹介を行う複数のチャンネルを運営しており、それぞれの特徴を生かした運用が特徴です。
例:TAKARATOMY ASIA、リカちゃん公式チャンネル、【公式】ウィクロスチャンネル、タカラトミー公式ホビーチャンネルetc
ヒカキン クリエイター事例
日本トップクラスのYouTuberであるHIKAKINは、エンターテイメントやゲームの2つのジャンルで異なるチャンネルを運営しています。ユーザーのニーズに合わせたコンテンツを提供し、幅広いファンに親しまれています。
例:HikakinTV、HIKAKIN、HikakinBlog
QuizKnock エンタメ事例
クイズを得意とするYouTuberグループであるQuizKnockは、メインチャンネルで様々な知識に関するコンテンツを提供していますが、サブチャンネルでは普段見ることができないメンバーの様子や、学習系の動画を公開しており、ファン層を広げています。
例:GameKnock、Quizknock会議中、Quizknockと学ぼう
まとめ
本記事を通して、YouTubeブランドアカウントの作成メリットをご紹介しました。具体的には、以下のメリットがあります。
- 複数人でのアカウント管理が可能
- 複数のチャンネルの作成が可能
- チャンネル名の変更が可能
- 個人情報の漏洩リスクが減少
企業でYouTubeアカウントを運用する際は、複数人での運用が前提になります。
メンバーごとに管理権限を付与できるブランドアカウントの作成は、アカウント運用において非常に重要です。
この記事がブランドアカウント運用の一助となれば幸いです。
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