YouTubeの投稿頻度、週◯回以上は絶対ダメ|毎日投稿は損してます
YouTubeの投稿頻度、週◯回以上は絶対ダメ|毎日投稿は損してます
あなたがYouTubeで人気チャンネルを運営しているなら、以下のような疑問や悩みを抱いているかもしれません。
「毎日動画を投稿すべきか、それとも週に一度が最適なのか?」
「投稿頻度を上げることで、本当にチャンネルの視聴者数や登録者数を増やせるのだろうか?」
「投稿頻度を上げることでクオリティを維持できるのか?」
これらの疑問を解決できないまま、YouTubeの投稿頻度を適切に設定できずにいると、
チャンネルの成長速度が鈍化したり、クオリティの低下による視聴者離れが起きる可能性があります。
そこで、本記事ではYouTubeの投稿頻度について考察し、その最適な設定方法について解説します。
毎日投稿することのメリットとデメリット、また最適な投稿時間や曜日、
YouTubeを伸ばすために重要なポイントについても詳しく説明します。
この記事の執筆は、YouTubeショート動画を活用し、
チャンネル登録者数を3ヶ月で5万人UPさせたMarkeInsight編集部が担当しています。
YouTubeチャンネル運営の悩みを解決し、更なる成長を目指すあなたに、ぜひ最後までご覧いただきたいと思います。
YouTubeの投稿頻度に正解はある?
YouTubeの投稿頻度については、一概に「これが正解だ」というものはありません。
なぜなら、投稿頻度がチャンネルの成長に与える影響は、
そのチャンネルの性質や目標、そして視聴者の需要によって大きく変わるからです。
何より重要なのは「量より質」です。
つまり、毎日投稿することが目標ではなく、視聴者にとって価値あるコンテンツを提供することが最優先されるべきです。
そしてそのためには、頻繁に動画を更新することのメリットとデメリットを適切に考慮し、
それに基づいて最適な投稿頻度を決めることが重要になってきます。
ただ、基準としてYouTubeの初心者にとっては、現実的な投稿頻度は週1本から始めるのが理想的で、
これは多くの人々が忙しい生活を送りながらも、一定の質を維持して投稿を続けられる頻度だからです。
しかし、投稿に慣れてくれば作業スピードが早くなり、
それに伴って週に2本、3本と投稿頻度を上げることも可能になります。
重要なのは、常に自分の制作ペースを評価し、
質を維持しつつ最大限の頻度で投稿できるように調整することです。
チャンネルの内容によって最適な投稿頻度が変わることを認識することが注意すべき点になります。
例えば、トレンドに敏感なトピックを扱っているチャンネルでは、投稿頻度が高い方が有利です。
なぜなら、芸能人のゴシップやアプリゲームの最新情報など、
視聴者が最新の情報を求めて「アップロード日」で検索することが多いからです。
毎日投稿 / 投稿頻度が高いことのメリット
投稿頻度を高めると、一定のメリットが存在します。
その一つが視聴者との関係性を維持・強化することです。
毎日新しいコンテンツを提供することで、視聴者との接点を増やし、
定期的に視聴者があなたのチャンネルを訪れる機会を増やせます。
考えられるメリットとして、6点以下で解説します。
- ファンの固定化
- チャンネルの成長
- ザイオンス効果(単純接触効果)
- 視聴の習慣化
- 動画作成の習慣化
- チャンネル評価向上
1. ファンの固定化
頻繁な投稿は、ファンの固定化という大きなメリットを生み出し、投稿本数が多ければ多いほど、
安定した視聴者数が期待でき、YouTubeのアルゴリズムへの影響力が高まります。
関連動画は視聴履歴やコンテンツの類似度によって選ばれますが、
投稿本数が多いチャンネルは、自身の動画が関連動画として表示されやすくなるのです。
2. チャンネルの成長
投稿頻度が高いと、チャンネルの成長が促進されます。
再生回数・チャンネル登録者数・収益の三つの要素が増えることで、
YouTubeチャンネルとしての存在感や影響力が高まります。
3. ザイオンス効果(単純接触効果)
ザイオンス効果は、一緒に過ごす時間が多ければ多いほど、その人を好きになりやすいという心理学の原理です。
同様に、頻繁な投稿によって視聴者はクリエイターに対して親しみを感じ、チャンネルのファンになりやすくなります。
これは再生回数やチャンネル登録者数の増加につながり、結果的に収益増加に貢献します。
4. 視聴の習慣化
頻繁な投稿は視聴者の視聴習慣を形成する大きな要素です。
特定の日時に投稿を行うことで、視聴者は「この時間にこのチャンネルの新しい動画を見る」という習慣を持つようになります。
これは視聴者のリテンション向上に貢献します。
しかしながら、この効果を最大限に引き出すためには、投稿頻度を一定に保つことが重要です。
5. 動画作成の習慣化
毎日動画を投稿することで、動画の撮影や編集が習慣化され、その作業が苦になりづらくなります。
また、投稿を続けることで動画制作のスキルが自然と上がるのも大きなメリットです。
企画から投稿までの工程を何度も繰り返すことで、作業スピードが向上し、初期段階の苦労も軽減されます。
6. チャンネル評価向上
YouTubeのアルゴリズムはチャンネルの総再生時間を重視します。
チャンネルを立ち上げたばかりの段階では、総再生時間が少ないため関連動画などに表示されにくいです。
しかし、毎日コツコツと動画を投稿することで総再生時間が増え、結果的にチャンネルの評価が上がりやすくなります。
これらの理由から、YouTubeの投稿頻度・更新頻度が高いほど、多くのメリットが得られます。
ただし、投稿頻度を上げる際には動画の質を確保することが前提であり、
視聴者に価値あるコンテンツを提供することを忘れてはなりません。
毎日投稿 / 投稿頻度が高いことのデメリット
しかし、一方で投稿頻度を高めることにはデメリットも存在します。
特に、コンテンツの品質が下がるリスクがあります。
毎日新しい動画を作成することは、アイデアの消耗や制作時間の不足を招き、結果的にコンテンツのクオリティが下がり、
投稿頻度が高すぎると、視聴者が新しい動画を追いついて視聴するのが難しくなる場合もあります。
その結果、視聴者の関心が散漫になり、チャンネルから離れる人が増える可能性もあります。
考えられるデメリットとして、4点以下で解説します。
- 動画の品質が低下する
- YouTubeのアルゴリズムでは頻度より品質が重視される
- 燃え尽き症候群やストレスの原因になる
- 長期的な成長戦略にはならない
1. 動画の品質が低下する
頻繁に動画を投稿することは、各動画の制作に割ける時間を減らす傾向にあります。
これは動画の品質に直結し、結果として再生回数や収益化にマイナス影響を及ぼします。
視聴者が「この人の動画はもう見ない」と感じてしまった場合、そのダメージは計り知れません。
特に時間が限られている学生や主婦、サラリーマンなどは、
投稿頻度を高めることで各動画に使える時間がさらに減ってしまう可能性があります。
例えば、企画や構成を考えるのが遅かったり、編集方法がわからず毎回インターネットで調べたり、
機材のトラブルが多かったりします。
これらの問題は、「動画の品質を維持する」という前提を簡単に崩すことがあります。
2. YouTubeのアルゴリズムでは頻度より品質が重視される
YouTubeのアルゴリズムは、質の高いコンテンツを推奨することがその目的に合致します。
質を下げてでも投稿頻度を高めれば、YouTubeのアルゴリズムで優遇されるという説もありますが、
これは必ずしも正しくありません。
なぜなら、質の低い動画が増えることは、YouTubeの運営にとってもマイナスだからです。
YouTubeは、広告費を得るために多くのユーザーが利用することを望んでいます。
そのためには、質の高い動画が多い状態が理想的で、利用者が「YouTubeはつまらない」
と感じて離れてしまってはYouTubeの利益減少に直結します。
3. 燃え尽き症候群やストレスの原因になる
毎日投稿を続けるためには、高いエネルギーと努力が必要です。
これはメンタル面でのストレスを引き起こす可能性があります。
特に、YouTube活動が副業であり、本業や学業、家庭生活などと両立しなければならない場合、
ストレスはさらに増大します。
長期間、高いストレスの下で活動を続けると、燃え尽き症候群(バーンアウト)を引き起こす可能性があります。
バーンアウトになると、肉体的、精神的な疲労感が常に伴い、クリエイティブな活動を続けることが難しくなります。
4. 長期的な成長戦略にはならない
YouTube活動を長期的に続けるためには、自分自身の成長や視聴者とのコミュニケーション、
動画制作スキルの向上など、様々な要素が重要になってきます。
毎日投稿することで一時的に視聴者の注目を集めることができるかもしれませんが、
その視聴者があなたのチャンネルに長期的にとどまるかどうかは別問題です。
品質の高いコンテンツを提供し、自身のスキルを向上させていくことが、長期的なチャンネルの成長につながります。
これらの理由から、YouTubeで毎日動画を投稿することは必ずしも良い戦略とは限らないと言えます。
もちろん、個々の状況や目的によりますが、一般的には投稿頻度よりも品質を重視し、
リスクを管理しながら持続可能なペースでコンテンツを作成することが重要であると言えます。
最適な投稿時間・曜日はいつなのか?
YouTubeの投稿時間や曜日についても、最適な答えは一概にはありません。
これは、視聴者の生活スタイルや好み、そしてチャンネルのコンテンツの性質によるところが大きいからです。
しかし多角的な側面での検討方法として、3点以下で解説します。
- 同ジャンル同視聴者層のアカウントの投稿時間をリサーチする
- YouTubeアナリティクスから視聴者がアクセスしている時間帯を確認する
- プレミア公開の同時視聴者数が多い時間を狙う
1. 同ジャンル同視聴者層のアカウントの投稿時間をリサーチする
同一のジャンル、同様の視聴者層を持つYouTubeチャンネルの投稿時間をリサーチすることは、
自身の最適な投稿時間を見つけるための有効な手段です。
同じターゲット層に対して訴求力のあるコンテンツを提供しているチャンネルから学び、
それを自身の投稿スケジュールに反映させることで、視聴者の行動パターンにマッチした投稿が可能になります。
同ジャンルのチャンネルが同じ時間帯に投稿を行っている場合、
その時間帯は特に注目すべきポイントであると言えるでしょう。
2.YouTubeアナリティクスから視聴者がアクセスしている時間帯を確認する
YouTubeの提供するアナリティクス機能を利用することで、
視聴者が最もアクセスしている時間帯を特定することが可能です。
これにより、最も多くの視聴者が動画を見ている時間帯に投稿することで、
再生回数や視聴時間の最大化を図ることができます。
また、アナリティクスを用いることで視聴者の行動傾向を深く理解することができ、
これはコンテンツ制作にも大いに役立つと言えます。
3.プレミア公開の同時視聴者数が多い時間を狙う
プレミア公開機能を使用すると、視聴者が同時に動画を見る時間帯を特定することができます。
これは動画の投稿時間を決定する際に有用なデータとなります。
同時視聴者数が多い時間帯は、視聴者がアクティブであり、
動画に対して積極的に反応する可能性が高い時間帯を示しています。
この時間帯に投稿を行うことで、高いエンゲージメントを達成することが可能となります。
これらの3つのポイントを評価し、自分自身のチャンネルに最適な投稿時間を見つけることは、
YouTubeで成功するための重要なステップです。
しかし、一度決定した投稿時間を永遠に固定するのではなく、
視聴者の行動パターンや動向が変化する可能性を常に頭に入れ、柔軟に対応することも重要です。
より深い知識や専門的な情報を求める方は、以下のリンク先の記事をご覧いただくことをお勧めします。
YouTubeを伸ばすために本当に重要なポイント
YouTubeを伸ばすためには、単に投稿頻度を増やすだけではなく、3つのポイントを重視することが非常に重要です。
- クリック率(CTR)を高める
- 再生維持率(Audience Retention)を高める
- チャンネル登録率を高める
1.クリック率(CTR)を高める
クリック率は、動画が表示された際に、視聴者がどれだけクリックして動画を見てくれたかを表す指標です。
これを高めるためには、魅力的なサムネイルやタイトルが必要です。
これらは視聴者の最初の印象を形成し、彼らが動画をクリックするかどうかを決定します。
2.再生維持率(Audience Retention)を高める
再生維持率は、視聴者が動画をどれだけ最後まで見てくれたかを表す指標です。
視聴者の注意を引き続けるストーリーテリングや、役立つ情報提供が求められます。
視聴者が動画を完全に視聴することは、YouTubeのアルゴリズムにとって重要なシグナルであり、
動画が良質であることを示します。
3.チャンネル登録率を高める
チャンネル登録率は、視聴者がチャンネル登録をしてくれるかどうかを示します。
これは、視聴者に対して直接的にチャンネル登録を促すコール・トゥ・アクションの有効活用、
そしてコンテンツの一貫性とクオリティを維持することで高めることが可能です。
またどんなコンテンツにも共通して言えることですが、まずはユーザーありきです。
ペルソナを設定し、その人のニーズを満たせるような動画を投稿しましょう。
大前提として、YouTubeは積み上げ型のビジネスなので、すぐに成果は出ません。
最初のうちは見向きもされなかった動画が、数ヶ月後に再生数が増えるケースもあるのがYouTubeです。
特定のジャンルで投稿を続けていれば、視聴者のおすすめや関連動画にも表示されやすいので、とにかく継続しましょう。
よくある質問
月1回の投稿でもYouTubeは伸びますか?
月に1回の投稿でもYouTubeは十分に成長する可能性があります。
重要なのは投稿頻度よりもコンテンツの質です。
質の高いコンテンツを提供することができれば、視聴者は待つ価値があると感じ、チャンネルに対する関心を維持します。
しかし、頻度が低いと伸びるスピードは遅くなる可能性があります。
なぜなら、新しいコンテンツがないと、視聴者があなたのチャンネルを訪れる機会が少なくなるからです。
1日に投稿可能な動画の本数は?
YouTubeには1日に投稿可能な動画の本数に制限はありません。
しかし、投稿する動画の数を増やすだけではなく、それぞれの動画の質を確保すること、
視聴者の反応を見て適切な投稿頻度を決定することが大切です。
毎日投稿のギネス記録ってあるの?
現在のYouTubeの毎日更新記録としてギネスに登録されているのは、アメリカ人のチャールズ・トリッピーさんで、
2009年5月1日から2019年5月1日までの間に毎日動画を投稿し続けたそうです。
毎日の投稿は一貫性と継続性が求められる大変な作業です。
YouTuberたちは自分たちのコンテンツを作り上げ、視聴者との関係を築くために日々努力しています。
まとめ
- 「量より質」を重視する
- 視聴者の反応や自分の能力を考慮する
- クリック率、再生維持率、チャンネル登録率を高める
- 最適な投稿頻度や時間帯を見つけるために様々な方法を試す
YouTubeの投稿頻度を決める際には、「量より質」を大事にすることが求められます。
多くの動画をアップロードすることも重要ですが、その一方で視聴者の反応を見極め、
自分の能力を考慮しながら、適切な投稿頻度を見つけることが大切です。
また、クリック率や再生維持率、チャンネル登録率を高めることで、より多くの視聴者を引きつけることができます。
それぞれのチャンネルに最適な投稿頻度や時間帯は異なるため、様々な方法を試しながら、
自分だけの最適な戦略を見つけてみてください。
今回の記事がその一助となれば幸いです。
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